シミュレーターとは?しみゅれーたー
シミュレーターとは、対象となる装置や環境のふるまいを、別のコンピュータの上で模擬的に再現する開発支援ツール。実機がまだ無い段階や、実機で試すと危険・高価な場面でも、動きを確かめて不具合を見つけられる。あくまで似せた動作であり、実機と同じ回路や命令をそのまま動かすわけではない。
最終更新:2026-10-09
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組込み機器の開発では、プログラムを書き始める時点で基板が完成していないことが多く、完成を待っていては開発が止まる。試せる場所が実機しかないと、故障のたびに順番待ちが生じ、危険な状態を意図的に作る試験もできない。対象のふるまいだけを写し取った模擬環境をソフトウェアで用意すれば、実機と切り離して開発とテストを進められる。
具体例
スマートフォンのアプリ開発では、Android StudioやXcodeに付属する模擬環境で、端末を用意せずに画面と操作を確認できる。自動車や航空機の分野でも、運転席の挙動を再現した装置が訓練と試験に使われている。
試験での引っ掛け
エミュレーターとの違いが問われる。エミュレーターは対象の命令をそのまま解釈して実行し、本物と同じ結果を出すことを狙う。シミュレーターは内部の作りまで同じにはせず、外から見たふるまいを似せる。速度や時間の刻みが実機と一致しない点にも注意する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 4. 開発ツール > (1) 開発ツールの種類と特徴に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。