シグニファイアとは?しぐにふぁいあ
シグニファイアとは、画面や物の見た目に仕込まれた、『ここを押せる』『ここに入力する』と利用者に気づかせる手掛かり。ボタンの影や角丸、入力欄の枠と薄い記入例、ドアの取っ手の形などが該当する。認知科学者ノーマンが提唱した概念で、その操作が物理的に可能かどうかを指すアフォーダンスとは切り分け、シグニファイアは可能な操作を利用者に『見せる』側の設計要素を指す。
最終更新:2026-10-09
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スマホアプリの画面は平面で、どこが押せてどこがただの文字かは見た目だけが頼りになる。フラットデザインの流行でボタンから影や枠が消えた時期、押せる場所が分からず迷う人が増えた。ドナルド・ノーマンが『できること(アフォーダンス)』と『できると伝える印』を分け、後者に名前を付けたのがシグニファイアで、基本情報ではユーザーインタフェースの節に用語例として載る。
具体例
LINEのトーク画面は入力欄の中に『メッセージを入力』と薄い文字を置き、送信ボタンは文字を打ち始めると色が変わる。Google検索の入力欄は白い枠と虫眼鏡マークで『ここに打つ』と伝える。大学の教室のドアも、押す側は平板、引く側は取っ手にしてあれば、貼り紙が無くても正しく開けられる。
試験での引っ掛け
NUI(身振りや音声など自然な動作で操作する方式の総称)、ウィザード(質問に順に答えて設定を進める画面)、マルチタッチ(複数の指の同時接触を認識する技術)と並べて出題される。これらは操作方式や仕組みであり、『操作を誘う手掛かり』ではない。アフォーダンスは『できること』、シグニファイアは『できると分かる印』と役割で区別する。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ユーザーインタフェース技術 > (2) ユーザーインタフェース(UI)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。