カスタマイズとは?かすたまいず
カスタマイズとは、パッケージソフトウェア(既製品のソフト)やクラウドサービス、既存の部品を、そのまま使うのではなく、利用者の業務に合わせて設定を変えたり、プログラムに手を加えたりして作り替えること。業務のやり方を変えずに済む一方、改修にかかる費用と期間が増え、製品のバージョンアップのたびに手を加えた部分が動くかを確かめ直す必要が出るなど、保守の負担が大きくなる。そのため、できるだけ標準の機能に業務を合わせ、カスタマイズは最小限にとどめるのがよいとされる。
最終更新:2026-10-10
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既製品のソフトは多くの会社で使えるよう標準的な業務を前提に作られているので、自社の慣習とずれる部分が必ず出る。ずれを埋めるためにカスタマイズが行われてきたが、手を入れすぎると既製品を選んだ利点(安く早く導入でき、保守を提供元に任せられる)が失われることが分かってきた。
具体例
ERP(企業の基幹業務をまとめて管理するソフト)の大手SAPは、業務を製品の標準機能に合わせる「Fit to Standard」という導入の進め方を勧めている。逆に、伝票の書式や承認の流れを自社に合わせて大きく作り替えると、新しい版が出るたびに改修部分の作り直しとテストが必要になり、導入後の費用がかさむ。
試験での引っ掛け
カスタマイズは「導入を安く早くする方法」ではなく、費用・期間・保守の負担が増える方向に働く。パッケージ導入では、パッケージに業務を合わせる(カスタマイズを減らす)ほうが一般に費用と期間を抑えられる。カスタマイズしやすくするには、部品どうしのつながりを弱くするモジュールの独立性が効く。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。