機能安全とは?
機能安全とは、制御系が正しく機能することでリスクを許容可能な水準まで下げるという考え方と、その達成手段を定めた規格の体系。要求される安全度を段階(SIL、車載ではASIL)で表し、水準に応じて必要な設計手法・検証・文書化が定められる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
きのうあんぜん
機能安全の意味
制御系が正しく機能することでリスクを許容可能な水準まで下げるという考え方と、その達成手段を定めた規格の体系。要求される安全度を段階(SIL、車載ではASIL)で表し、水準に応じて必要な設計手法・検証・文書化が定められる。
機能安全の具体例
IEC 61508が汎用の基本規格で、自動車向けにISO 26262、産業機械向けにIEC 62061などの分野別規格が派生している。
機能安全は試験でどう引っ掛けられる?
本質安全とは考え方が逆で、危険源そのものを取り除くのが本質安全、制御機能を働かせてリスクを許容水準まで下げるのが機能安全。安全度の水準はSILは数字が大きいほど厳しい(SIL4が最高)、車載のASILはA→Dの順に厳しい(Dが最高)で、記号の向きが違う点も問われる。
機能安全と関連する用語
機能安全が出た過去問
自動車分野の機能安全規格ISO 26262においてテスト指標として用いられるC1カバレージの説明として、適切なものはどれか。
正解:プログラムの分岐網羅率
要点:C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅の指標
テストの網羅基準のうち、C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅を指す。C1は、各判定について真と偽の両方の分岐を少なくとも1回は通ることを求める基準で、命令網羅よりも厳しい。機能安全の規格では、要求される安全度水準に応じて達成すべき網羅率が定められている。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。