故障率と信頼度関数とは?
故障率と信頼度関数とは、単位時間あたりに故障する割合を故障率λといい、偶発故障期には一定とみなせる。このとき時刻tまで故障しない確率(信頼度・生存率)は exp(−λt) で表され、MTBFは 1÷λ になる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
こしょうりつとしんらいどかんすう
故障率と信頼度関数の意味
単位時間あたりに故障する割合を故障率λといい、偶発故障期には一定とみなせる。このとき時刻tまで故障しない確率(信頼度・生存率)は exp(−λt) で表され、MTBFは 1÷λ になる。
故障率と信頼度関数の具体例
λ=0.001(1時間あたり)で1000時間後の生存率は exp(−1)≒0.37。故障率がFIT(10億時間あたりの故障数)で与えられたら、時間の単位をそろえてから計算する。
故障率と信頼度関数は試験でどう引っ掛けられる?
時間の単位換算(時間・分・秒、FIT)を間違えるだけで桁が狂う。初期故障期・偶発故障期・摩耗故障期を通じた故障率の変化はバスタブ曲線として表される。
故障率と信頼度関数と関連する用語
故障率と信頼度関数が出た過去問
故障発生率が1.0×10⁻⁶回/秒である機器10,000台が稼働している。330時間経過後に、故障していない機器の平均台数に最も近いものはどれか。ここで、故障発…
正解:3,000
要点:一定故障率の生存率は exp(−λt)、時間は秒に換算する
故障率が一定の場合、時刻tまで故障していない確率は指数分布に従い、exp(−λt)で表される。まず経過時間を秒に直すと330時間は約1,188,000秒で、λtは約1.19となる。グラフでλtが約1.2のときの値はおよそ0.3なので、1万台に掛けて約3,000台が残る。単位換算を忘れないことがこの種の計算の要点である。
出典:平成28年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問6(IPA)故障発生率が1.0×10^-6回/秒である機器10,000台が稼働している。330時間経過後に、故障していない機器の平均台数に最も近いものはどれか。ここで、故障…
正解:3,000
要点:指数分布の信頼度はexp(-λt)で残存台数を求める
故障発生率が一定なら、時刻tまで故障しない確率は信頼度R(t)=exp(-λt)で表される。330時間は1,188,000秒なので、λt=1.0×10^-6×1,188,000=約1.19となる。グラフからλt≒1.2に対する値は約0.3と読めるので、故障していない機器は10,000×0.3=約3,000台となる。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。