ワンタイムパスワードとは?わんたいむぱすわーど
ワンタイムパスワードとは、一度使うと無効になる使い捨てのパスワード。現在時刻と共有秘密鍵からHMACで生成する時刻同期方式(TOTP)、カウンタを進めるカウンタ同期方式(HOTP)、サーバが送った乱数へ応答するチャレンジレスポンス方式がある。通信路で盗まれても再利用できないため、リプレイ攻撃に効く。
最終更新:2026-10-06
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固定パスワードは、どこかで一度漏れれば以後いつでも何度でも使われる。盗まれること自体は防ぎきれないという前提に立ち、盗まれた値の寿命を数十秒に切ってしまうのがワンタイムパスワードの発想である。機器側の実装で効くのは、時刻同期方式が正確な時刻を要求する点で、RTCを持たない装置や長期間電源を落とす装置ではカウンタ同期方式やチャレンジレスポンス方式のほうが現実的になる。
具体例
認証アプリが30秒ごとに出す6桁がTOTPで、仕様はRFC 6238として公開されている。産業機器の保守ポートでは、装置が画面に表示した乱数を保守員が本社のシステムへ入力し、返ってきた応答値を打ち込む方式が使われ、装置側に正確な時刻もネットワーク接続も持たせずに済む構成にできる。
試験での引っ掛け
OTP単体では、偽サイトが利用者から受け取った値をその場で本物へ中継するリアルタイムのフィッシングを防げない。接続先ドメインを署名対象に含めるFIDOのような方式が要る。時刻同期方式は装置とサーバの時刻ずれで失敗するため許容ウィンドウの設計が要り、共有秘密鍵を機器内に平文で置けばそこが単一の弱点になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。