ブローカ(アーキテクチャパターン)とは?ぶろーか
ブローカ(アーキテクチャパターン)とは、分散システムで依頼側と提供側の間に仲介役を置き、互いの所在や実装を知らないまま通信できるようにする構成。結合度が下がるため、機器の追加・入替えを相手側の変更なしに行える。IoT機器の連携では、この仲介役がネットワーク境界と信頼境界を兼ねる。
最終更新:2026-10-06
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機器同士を直結すると、相手のIPアドレス・起動順・稼働状態を全員が知っていなければならず、1台増えるたびに全台の設定が変わる。センサが数百台に及ぶ構成では、この総当たりの前提が破綻する。仲介役を1つ置いて「宛先ではなく話題」で配るようにすれば、送り手は受け手が何台いるかを知らずに済み、受け手は送り手が生きているかを知らずに済む。組込み側から見れば、間欠的にしか電源が入らない端末を系に組み込むための構造でもある。
具体例
MQTTはこの形を素直に実装した規格で、Eclipse Mosquittoのようなブローカがトピック単位で publish と subscribe を仲介する。AWS IoT CoreやAzure IoT Hubもクラウド側でブローカの役を担い、端末は接続先を1か所だけ知っていればよい構成になる。
試験での引っ掛け
同じ「仲介」でもプロキシとは別物で、プロキシは特定の相手の代理として振る舞うのに対し、ブローカは依頼側が相手を知らないまま取り次ぐ。共有記憶域を介するリポジトリパターンとも異なり、ブローカが扱うのはデータの置き場ではなく要求と応答のやり取りである。可用性の観点では単一障害点になりうる点も併せて問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
ヒューマンインタフェースをもつシステムにおいて、機能とヒューマンインタフェースの相互依存を弱めることによって、修正性や再利用性を向上させることを目的としたアーキ…
正解:MVC
要点:MVCは表示と機能を分離し修正性・再利用性を高める
MVCは、データと業務ロジックを担うモデル、表示を担うビュー、入力を受けて両者を仲介するコントローラに役割を分けるアーキテクチャパターンである。画面の見せ方を変えてもモデルに手を入れずに済み、同じモデルを複数の画面から使い回せるので、修正のしやすさと再利用性が高まる。ヒューマンインタフェースと機能の結合を弱めることが狙いである。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
ヒューマンインタフェースをもつシステムにおいて、機能とヒューマンインタフェースの相互依存を弱めることによって、修正性や再利用性を向上させることを目的としたアーキ…
正解:MVC
要点:MVCはUIと機能を分離し修正性と再利用性を高める
MVCは、アプリケーションをデータと業務処理を担うモデル、表示を担うビュー、入力を受けて両者を仲介するコントローラに分離するアーキテクチャパターンである。機能とユーザインタフェースの依存を弱められるため、画面の変更が業務ロジックに波及せず、同じモデルを異なる表示形式で再利用することもできる。修正性と再利用性の向上が狙いである。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (13) アーキテクチャパターンに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。