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ブローカ(アーキテクチャパターン)とは?ぶろーか

ブローカ(アーキテクチャパターン)とは、分散システムで依頼側と提供側の間に仲介役を置き、互いの所在や実装を知らないまま通信できるようにする構成。結合度が下がるため、機器の追加・入替えを相手側の変更なしに行える。IoT機器の連携では、この仲介役がネットワーク境界と信頼境界を兼ねる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:ブローカ、アーキテクチャパターン

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背景

機器同士を直結すると、相手のIPアドレス・起動順・稼働状態を全員が知っていなければならず、1台増えるたびに全台の設定が変わる。センサが数百台に及ぶ構成では、この総当たりの前提が破綻する。仲介役を1つ置いて「宛先ではなく話題」で配るようにすれば、送り手は受け手が何台いるかを知らずに済み、受け手は送り手が生きているかを知らずに済む。組込み側から見れば、間欠的にしか電源が入らない端末を系に組み込むための構造でもある。

具体例

MQTTはこの形を素直に実装した規格で、Eclipse Mosquittoのようなブローカがトピック単位で publish と subscribe を仲介する。AWS IoT CoreやAzure IoT Hubもクラウド側でブローカの役を担い、端末は接続先を1か所だけ知っていればよい構成になる。

試験での引っ掛け

同じ「仲介」でもプロキシとは別物で、プロキシは特定の相手の代理として振る舞うのに対し、ブローカは依頼側が相手を知らないまま取り次ぐ。共有記憶域を介するリポジトリパターンとも異なり、ブローカが扱うのはデータの置き場ではなく要求と応答のやり取りである。可用性の観点では単一障害点になりうる点も併せて問われる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2021年度)
  • 分野:午前II
  • 同じ「仲介」でもプロキシとは別物で、プロキシは特定の相手の代理として振る舞うのに対し、ブローカは依頼側が相手を知らないまま取り次ぐ。