ダーウィンの海とは?
ダーウィンの海とは、事業化にこぎ着けた製品が、市場で競合品や既存製品との競争にさらされて生き残れない段階の障壁。技術の優劣より、価格・販路・サポート・標準化といった競争条件で勝敗が決まる。ここを越えて初めて継続的に収益を生む産業化に至る。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
だーうぃんのうみ
ダーウィンの海の意味
事業化にこぎ着けた製品が、市場で競合品や既存製品との競争にさらされて生き残れない段階の障壁。技術の優劣より、価格・販路・サポート・標準化といった競争条件で勝敗が決まる。ここを越えて初めて継続的に収益を生む産業化に至る。
ダーウィンの海の具体例
独自方式の組込み無線モジュールが、価格と入手性で汎用のBLEモジュールに押されて採用されない、という状況がこれにあたる。回避策としては、早期に標準化団体へ参加する、開発キットやライブラリを無償提供して採用の障壁を下げる、といった手を打つ。
ダーウィンの海は試験でどう引っ掛けられる?
製品が完成すれば越えられるものではなく、越えるべき相手は技術課題ではなく事業課題。死の谷が自社側の資金・量産体制の不足で止まるのに対し、ダーウィンの海は競合という外部要因が原因である点が違う。
ダーウィンの海と関連する用語
ダーウィンの海が出た過去問
技術経営における課題のうち、"死の谷"の説明として、適切なものはどれか。
正解:先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難があること
要点:死の谷は研究開発と事業化の間に横たわる壁
死の谷は、研究開発で技術的には成功した成果が、事業として成立する段階へ進むまでに直面する資金・体制・量産化などの困難を指す。基礎研究と事業化の間に横たわる断絶であり、これを越えられずに製品化に至らない技術が多いことからこの名がある。事業化後に市場へ普及する段階の壁はダーウィンの海と呼ばれ、区別される。
出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問23(IPA)技術経営における課題のうち、"死の谷"の説明として、適切なものはどれか。
正解:先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難があること
要点:死の谷は研究開発から事業化へ至る間の壁
死の谷は、研究開発として技術的に成功した成果を事業として成立させるまでの間に立ちはだかる、資金・量産化・体制などの困難を指す。ここを越えられずに製品化に至らない技術が多いことからこの名で呼ばれる。事業化した後、市場へ広く普及する段階の壁はダーウィンの海と呼ばれ区別される。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。