コンテナ型仮想化とは?こんてなかたかそうか
コンテナ型仮想化とは、カーネルを共有したまま名前空間とcgroupでプロセス群を隔離し、ネットワークもコンテナごとに独立した名前空間として持たせる仮想化方式。外部との通信はホスト上の仮想ブリッジとアドレス変換を経由するため、通信経路と隔離の境界がどこにあるかを押さえておかないと構成を読み誤る。
最終更新:2026-10-06
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隔離は「互いに見えないこと」と「資源を奪い合わないこと」の二つからなる。前者を名前空間(プロセス・ファイルシステム・ネットワーク・ユーザ)が、後者をcgroupのCPU・メモリ・I/O制限が担う。この分業でゲストOSを持たずに隔離を作れる一方、カーネルは1つしかないため、隔離の境界はカーネルの手前で止まる。
具体例
産業用ゲートウェイでコンテナを使う場合、外から見えるアドレスはホストの1つだけだが、内部では各コンテナが172.17.0.0/16のような独立したアドレスを持ち、出ていく通信はホストのアドレスへ変換される。上位サーバのログには送信元がすべてホストのアドレスで並ぶので、どのコンテナが出した通信かはホスト側の変換表を突き合わせないと追えない。
試験での引っ掛け
「コンテナは仮想マシンより隔離が強い」は誤り。カーネルを共有するので、カーネルの脆弱性を突かれればホストごと危うくなる。テナントを厳格に分けたい場面では仮想マシンの境界を併用する。隔離を作っているのはカーネルの機能であって、コンテナ実行基盤の製品そのものではない点も押さえる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。