補助記憶装置とは?ほじょきおくそうち
補助記憶装置とは、電源を切っても内容が保たれる不揮発性の記憶装置で、HDDやSSDが該当する。データベースの実体はここに置かれたデータファイルであり、主記憶のバッファに載っていないページを読みに行く速度が、そのままクエリの応答時間を左右する。
最終更新:2026-10-06
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主記憶はデータベース全体を載せるには小さく、電源が落ちれば消える。だからデータは補助記憶に持ち、必要なときだけメモリへ写す——この構造がDBMSの物理設計の前提になっている。装置がHDDからSSDへ替わってランダム読み出しの不利が大きく縮んだため、索引をたどるか全件走査かという最適化の判断基準も変わった。
具体例
1行200バイトの受注表100万行は約200MB。PostgreSQLのページは8KBなので約25,000ページとなり、全件走査はこのページ数ぶんの読み出しになる。random_page_costの既定4.0はHDDを前提とした値で、SSDでは1.1前後へ下げないと、実際は速い索引走査を最適化器が避けてしまう。InnoDBのページは16KB、Oracleの既定ブロックは8KB。
試験での引っ掛け
主記憶との対比が定番——補助記憶は大容量・低速・不揮発、主記憶は高速・小容量・揮発で、「速さ」と「消えるか」の組合せを逆にしやすい。DB特有の注意として、ディスクの書き込みキャッシュが有効なままだと、書いたつもりのログが電源断で消えて耐久性(ACIDのD)が崩れる。DBMSがコミット時にfsyncでログを書き落とすのはこのためである。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。