NISCとは?
NISCとは、サイバーセキュリティ戦略本部の事務局として内閣官房に置かれた組織。政府機関の統一基準の策定、監査、重大事案への対応調整などを担う。
システム監査技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
にすく
NISCの意味
サイバーセキュリティ戦略本部の事務局として内閣官房に置かれた組織。政府機関の統一基準の策定、監査、重大事案への対応調整などを担う。
NISCの具体例
政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準群を定め、各省庁の遵守状況を確かめる。
NISCは試験でどう引っ掛けられる?
意思決定機関である「サイバーセキュリティ戦略本部」と、その事務局であるNISCを同一視しない。統一基準の策定・政府機関への監査はNISC、脆弱性情報の届出受付や普及啓発はIPA、インシデント報告の受付・調整はJPCERT/CC。
NISCと関連する用語
NISCが出た過去問
CSIRTの説明として,適切なものはどれか。
正解:企業や行政機関などに設置され,コンピュータセキュリティインシデントに対応する活動を行う組織
要点:CSIRTはセキュリティインシデント対応を専門に担う組織
CSIRTは、組織内で発生した情報セキュリティインシデントに対応するための専門チームである。検知から分析、封じ込め、復旧、再発防止までを担い、外部の窓口として他組織との情報連携も行う。暗号技術の評価はCRYPTREC、政策の総合調整はNISCが担当する別の役割である。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)サイバーセキュリティ基本法に基づき、内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が設置されたのと同時に、内閣官房に設置された機関はどれか。
正解:NISC
要点:戦略本部と同時に内閣官房へ置かれた事務局組織がNISC
サイバーセキュリティ基本法により、内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が置かれると同時に、その事務局機能を担う組織として内閣官房に内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が設置された。IPAは経済産業省所管の独立行政法人、JPCERT/CCはインシデント対応の調整を行う一般社団法人、JIPDECはプライバシーマーク制度などを運営する団体で、いずれも内閣官房の機関ではない。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)CRYPTRECの主な活動内容はどれか。
正解:暗号技術の技術的検討、国際競争力の向上及び運用面での安全性向上に関する検討を行う。
要点:CRYPTRECは暗号技術の安全性評価と推奨暗号リストの策定を担う
CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)は、電子政府で利用する暗号技術の安全性を評価・監視し、推奨する暗号リストを策定する活動を行っている。暗号技術の技術的な検討に加え、国際競争力の向上や運用面での安全性向上も対象とする。情報セキュリティ政策の立案はNISC、ISMS認証の運用は認定機関、暗号モジュールの試験はJCMVP関連の試験機関が担う。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。