第一者監査・第二者監査・第三者監査とは?
第一者監査・第二者監査・第三者監査とは、監査を行う主体と対象の関係による分類。第一者監査は組織が自組織を対象に行う内部監査、第二者監査は取引先や委託元など利害関係のある当事者が相手方に対して行う監査、第三者監査は利害関係のない独立した外部機関が行う監査。
システム監査技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2021年度)。
だいいちしゃかんさ・だいにしゃかんさ・だいさんしゃかんさ
第一者監査・第二者監査・第三者監査の意味
監査を行う主体と対象の関係による分類。第一者監査は組織が自組織を対象に行う内部監査、第二者監査は取引先や委託元など利害関係のある当事者が相手方に対して行う監査、第三者監査は利害関係のない独立した外部機関が行う監査。
第一者監査・第二者監査・第三者監査の具体例
自社の内部監査部門による監査が第一者、委託元企業が委託先のデータセンターを訪問して行う監査が第二者、認証機関によるISMS認証審査が第三者。
第一者監査・第二者監査・第三者監査は試験でどう引っ掛けられる?
第二者監査は「外部の者が行う」が、利害関係がある点で第三者監査とは区別される。独立性の水準が異なる。
第一者監査・第二者監査・第三者監査と関連する用語
第一者監査・第二者監査・第三者監査が出た過去問
JIS Q 19011:2012における第二者監査に該当するものはどれか。
正解:業務委託先である子会社へのシステム監査
要点:第二者監査は取引先など利害関係のある当事者が行う監査
JIS Q 19011では監査を三つに区分する。第一者監査は組織が自ら行う内部監査、第二者監査は顧客など利害関係のある外部の当事者が行う監査、第三者監査は認証機関など独立した外部機関による監査である。委託元が業務委託先に対して行う監査は取引関係にある当事者による監査なので第二者監査に該当する。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問7(IPA)システム監査基準(平成16年)の前文に記述されている基準の利用目的はどれか。
正解:監査人の行為規範として,システム監査業務の品質を確保し,有効かつ効率的に監査を実施するために利用する基準である。
要点:システム監査基準は監査人の行為規範で監査の品質を確保する
システム監査基準は、監査人が守るべき行為規範として位置付けられている。これによって監査業務の品質を一定水準に保ち、有効かつ効率的な監査の実施を可能にすることが利用目的である。判断の尺度を示すのは管理基準の役割であり、また基準は内部監査・外部監査、保証型・助言型のいずれにも適用される。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問3(IPA)JIS Q 19011:2019(マネジメントシステム監査のための指針)における“第一者監査”はどれか。
正解:内部監査部門が事業部門を対象として行う監査
要点:第一者監査は組織が自組織を対象に行う内部監査を指す
JIS Q 19011では、監査を実施する主体と対象の関係で第一者・第二者・第三者に分類する。第一者監査は組織が自らを対象に行う内部監査、第二者監査は取引先など利害関係のある外部の当事者による監査、第三者監査は認証機関など独立した外部組織による監査である。内部監査部門が自社の事業部門を監査するのは典型的な第一者監査に当たる。
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。