チャネルボンディングとは?ちゃねるぼんでぃんぐ
チャネルボンディングとは、隣り合う複数のチャネルを束ねて1つの広い帯域として使い、伝送速度を上げる方式で、20MHz幅を40・80・160MHzへ広げる。帯域を広げるほど互いに干渉しないチャネルの数は減るため、監査では「速度が出ない」という申告に対し、設定された帯域幅とアクセスポイントの設置密度を突き合わせて原因の所在を切り分ける。
最終更新:2026-10-06
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無線に使える周波数は法令で区切られており、事業者が勝手に増やせない。限られた区画の中で速度を上げるには、区画を細かく使い分けるか、まとめて広く使うかの二択になる。広く使えば1台は速くなるが、同じ場所に置ける独立したアクセスポイントの数は減る。この二律背反を設定値で選ぶのがチャネルボンディングであり、性能の苦情が機器の不足ではなく設定の選択に起因する典型例として押さえどころになる。
具体例
IEEE 802.11ac では80MHz幅が標準的な設定で、160MHz幅まで広げられる。2.4GHz帯は互いに干渉しないチャネルが3つしか取れないため、40MHz幅を選ぶと実質1〜2区画しか確保できない。監査人は無線調査(サイトサーベイ)の実施記録と、管理画面が示す実際のチャネル設定を突合し、設計どおりに運用されているかを確かめる。
試験での引っ掛け
帯域を広げるほど速くなるとは限らず、干渉しないチャネルが減るためアクセスポイント密度の高い環境では実効速度がかえって落ちる。2.4GHz帯と5GHz帯では取れる幅が違い、2.4GHz帯での40MHz幅は現実的でない。チャネルボンディングは帯域幅を広げる技術で、同じ帯域に信号を重ねるMIMOとは別の仕組みである。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。