NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)とは?
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)とは、米国NISTが策定した対策の枠組みで、活動を「識別・防御・検知・対応・復旧」の機能に分けて整理する。認証を取るための要求事項ではなく、自組織の現状と目標を機能ごとに評価して差分を埋めるための共通言語として使われる点に特徴がある。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
にすとさいばーせきゅりてぃふれーむわーく
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)の意味
米国NISTが策定した対策の枠組みで、活動を「識別・防御・検知・対応・復旧」の機能に分けて整理する。認証を取るための要求事項ではなく、自組織の現状と目標を機能ごとに評価して差分を埋めるための共通言語として使われる点に特徴がある。
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)の具体例
現状評価で「防御」は水準に達しているが「検知」と「復旧」が弱いと判明したため、ログ監視の常時化とバックアップからの復旧演習に翌年度の予算を重点配分する、というように投資の優先順位づけの根拠として用いる。
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)は試験でどう引っ掛けられる?
5機能の順序と内容を取り違えやすい。侵入されない前提の「防御」だけでなく、侵入を前提とした「検知・対応・復旧」を同格に置くのが要点。ISMSと排他ではなく、併用して整理に使える枠組みである。
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)と関連する用語
NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)が出た過去問
サービスの継続的改善で,改善の達成目標を設定して活動するとき,"サービスの提供やマネジメントの成功に重要な要因"を特定したものを何というか。
正解:CSF
要点:CSFは成功に重要な要因、KPIはその達成度を測る指標
CSF(Critical Success Factor:重要成功要因)は、目標を達成するうえで決定的に重要となる要因を特定したものである。まずCSFを見極め、それが達成できているかを数値で測る指標としてKPIを設定する、という関係になる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)物流業務において、10%の物流コストの削減の目標を立てて、図のような業務プロセスの改善活動を実施している。図中のcに相当する活動はどれか。〔改善活動〕物流コスト…
正解:KPI(Key Performance Indicator)の設定
要点:KGIで目標、CSFで要因、KPIで測る指標を定める
この改善活動では、まず最終的な目標であるコスト10%削減をKGI(重要目標達成指標)として設定し、次にそれを達成するために重要な要因であるCSF(在庫削減・誤出荷削減)を抽出する。さらにCSFの達成度を測るための具体的な数値目標が、在庫日数7日以内・誤出荷率3%以内といったKPI(重要業績評価指標)である。したがってcはKPIの設定に当たる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。