IT投資ポートフォリオとは?
IT投資ポートフォリオとは、個々の案件を単独で評価せず、全社のIT投資を目的別(戦略、情報、業務処理、インフラなど)に区分し、リスクと期待効果のバランスを取って配分を決める考え方。金融のポートフォリオ理論を応用し、投資全体の偏りと重複を可視化する。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
あいてぃーとうしぽーとふぉりお
IT投資ポートフォリオの意味
個々の案件を単独で評価せず、全社のIT投資を目的別(戦略、情報、業務処理、インフラなど)に区分し、リスクと期待効果のバランスを取って配分を決める考え方。金融のポートフォリオ理論を応用し、投資全体の偏りと重複を可視化する。
IT投資ポートフォリオの具体例
全IT予算のうち、既存の維持運用に7割が固定化していると分かれば、新規の戦略投資枠を確保するために老朽システムの統廃合を先に進める判断になる。高リスク・高リターンの戦略案件は少額の実証から始め、成果に応じて追加配分する。
IT投資ポートフォリオは試験でどう引っ掛けられる?
案件ごとのNPVや回収期間の計算だけでは、全社の投資バランスは判断できない。回収期間が短い案件ばかり採択すると、効果測定しにくい基盤投資が先送りされ、数年後に一斉更改の危機を招く。区分ごとに評価指標を変えるのが原則。
IT投資ポートフォリオと関連する用語
IT投資ポートフォリオが出た過去問
IT投資ポートフォリオにおいて,情報化投資の対象を,戦略,情報,トランザクション,インフラの四つのカテゴリに分類した場合,トランザクションカテゴリに対する投資の…
正解:ルーチン化された業務のコスト削減や処理効率向上を図る。
要点:トランザクション投資は定型業務の効率化とコスト削減が狙い。
IT投資ポートフォリオでは、投資対象を狙いごとに分類する。トランザクションカテゴリは、受発注処理や会計処理のように日常的に繰り返される定型業務を対象とし、その処理を効率化して人手やコストを削減することが直接の目的である。戦略カテゴリは競争優位の獲得、情報カテゴリは管理・分析の支援、インフラカテゴリは共通基盤の提供と、それぞれ目的が異なる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。