HTTP/2・HTTP/3(QUIC)とは?えいちてぃーてぃーぴーつー・すりー
HTTP/2・HTTP/3(QUIC)とは、Webの表示を速くするために、往復回数と待ち時間を削ってきたHTTPの世代。HTTP/2は1本のTCP接続上で複数の要求を多重化し、ヘッダを圧縮する。HTTP/3は伝送をUDP上のQUICへ移し、暗号化と接続確立をまとめて初回の往復を減らしたうえ、TCP由来の行頭ブロッキングも解消した。
最終更新:2026-10-06
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HTTP/1.1は1本の接続で1つの要求しか処理できず、ブラウザ側も同時接続数を制限していたため、部品の多いページほど順番待ちが表示時間を支配していた。多重化でこれを解いた後も、下地のTCPが1本の順序保証された流れである以上、パケットが1つ落ちれば後続すべてが待たされるという別の詰まりが残る。世代ごとの変化は、この「どこが待ち行列になっているか」を1段ずつ下の層へ追いかけた結果である。
具体例
画像やスクリプトを多数含むページでは、サーバもコンテンツも変えずHTTP/2に切り替えるだけで表示完了までの時間が縮む。QUICはGoogleが実装と実測を重ねた方式が標準化されたもので、パケットロスの起きやすいモバイル回線ではHTTP/3の効果がとくに大きい。
試験での引っ掛け
HTTP/2でも下地はTCPなので、パケットロスが起きると接続全体が詰まる行頭ブロッキングが残る点が問われる。これを解いたのがHTTP/3であり、「多重化すればロスにも強い」ではない。逆に「HTTP/3はUDPだから信頼性がない」も誤りで、再送や順序制御はQUICが担う。ただしUDPを一律に遮断する境界機器があるとHTTP/3は確立できず、TCPのHTTP/2へ落ちる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)
Webサーバのログを分析したところ,Webサーバへの攻撃と思われるHTTPリクエストヘッダーが記録されていた。次のHTTPリクエストヘッダーから推測できる,攻撃…
要点:コマンド区切り文字+OSコマンドの痕跡はOSコマンドインジェクション
リクエストのクエリ文字列に、セミコロンでコマンドを区切ってシステムのパスワードファイルを表示させる文字列が埋め込まれている。これはCGIプログラムが受け取った値をそのままシェルに渡してしまう場合に、意図しないOSコマンドを実行させる攻撃、すなわちOSコマンドインジェクションである。対策は外部プログラム呼出しを避けるか、シェルに渡す値を厳密に検証・エスケープすることである。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. 通信プロトコル > (1) プロトコルとインタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。