EDI・流通BMSとは?いーでぃーあい・りゅうつうびーえむえす
EDIは受発注・出荷・請求などの取引データを、あらかじめ取り決めた規約に沿って企業間で電子的に交換する仕組みで、規約は情報伝達・情報表現・業務運用・基本取引の4階層で定める。流通BMSはインターネットとXMLを用いる流通業界向けの標準メッセージ規格である。
最終更新:2026-10-06
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取引先ごとに帳票の様式も送り方も違った時代は、受注担当がFAXを見ながら自社システムへ手入力し、その転記が誤りと残業の温床になっていた。電話回線を使う旧来のEDIは接続時間が長く、夜間のバッチ送信に縛られる制約もあった。標準規約は、この個別対応と回線制約を減らすために、伝達・表現・運用の各層を業界単位でそろえる形で整えられた。
具体例
流通BMSは日本の流通業界向けにXML形式の標準メッセージを定めた規格で、公衆交換電話網とJCA手順に依存した旧来方式からインターネット接続へ移る受け皿になっている。導入作業の多くは、商品コードや取引先コードのマスタを標準へそろえる整備に費やされる。
試験での引っ掛け
4階層のうち通信手順を決めるのが情報伝達規約、データ形式や項目を決めるのが情報表現規約で、この対応を入れ替えた選択肢が定番。流通BMSは通信方式まで含む業界標準であり、単なるデータ形式の名前ではない点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
EDIを説明したものはどれか。
正解:ネットワークを介して,商取引のためのデータをコンピュータ(端末を含む)間で標準的な規約に基づいて交換することである。
要点:EDIは商取引データを標準規約で企業間交換する仕組み
EDI(Electronic Data Interchange)は、受発注や請求など商取引のデータを、企業間で標準的な規約に従って電子的に交換する仕組みである。規約は情報伝達・データ表現・業務運用・取引基本契約の4階層で取り決められる。
出典:令和2年度 10月試験 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)
EDIを実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
正解:メッセージの形式
要点:EDIの情報表現規約はメッセージの形式を定める
EDIの規約は4階層で整理され、情報伝達規約が通信手順、情報表現規約がデータの形式、業務運用規約が運用ルール、取引基本規約が契約上の取決めを扱う。したがって情報表現規約で定めるのは、やり取りするメッセージ(データ)の形式である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (3) エクストラネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。