CRUDマトリクスとは?くらっどまとりくす
CRUDマトリクスとは、縦に機能やサブシステム、横にデータ(エンティティ)を並べ、交点に生成・参照・更新・削除の別を記入した表。どの機能がどのデータをどう扱うかを一覧にすることで、生成する機能が存在しないデータや、更新の責任が複数に散っているデータを、実装前に発見できる。
最終更新:2026-10-06
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機能一覧とデータモデルを別々に設計していると、片方ずつ眺めているかぎりどちらも正しく見える。ところが突き合わせた途端に、誰も作らないマスタや、三つの機能から好き勝手に更新されるテーブルが現れる。この表は、二つの設計成果物を交差させて初めて見える不整合をあぶり出すための道具であり、サブシステム分割の妥当性を測る物差しとしても使われる。
具体例
受注管理システムで、行に「受注登録」「出荷指示」「請求」、列に「顧客」「受注」「在庫」を置いて埋めると、顧客の列にCが1つも現れない。顧客マスタを作る機能が設計から漏れているのか、販売管理システムから連携される前提が書かれていないのかを、この時点で確認できる。
試験での引っ掛け
アクセス権限の設計表と取り違えないこと。目的はあくまで抜けと重複の発見にある。サブシステム分割の評価に使うときの読み方も問われ、更新系のC・U・Dが同じサブシステム内に閉じているほど独立性が高く、他所からは参照だけという形が望ましい配置になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問46(IPA)
CRUDマトリクスの説明はどれか。
正解:各機能が、どのエンティティに対して、どのような操作をするかを一覧化したものであり、操作の種類には生成、参照、更新及び削除がある。
要点:CRUDマトリクスは機能とデータの操作関係を一覧化した表
CRUDマトリクスは、業務機能(プロセス)を行、データのエンティティを列に取り、その交点に生成(Create)・参照(Read)・更新(Update)・削除(Delete)のどれを行うかを記入した表である。どの機能がどのデータに触れるかを一覧でき、機能の漏れやデータの整合性の検証に役立つ。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. システム要件定義・ソフトウェア要件定義 > (3) システム要件の定義に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。