課金方式(従量課金・逓減課金)とは?
課金方式(従量課金・逓減課金)とは、クラウドサービスなどの利用料金を、利用量に応じて算出する方式。単純に利用量に単価を掛ける従量課金のほか、利用量が多いほど単位あたりの単価が下がる逓減課金方式などがある。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2024年度)。
かきんほうしき
課金方式(従量課金・逓減課金)の意味
クラウドサービスなどの利用料金を、利用量に応じて算出する方式。単純に利用量に単価を掛ける従量課金のほか、利用量が多いほど単位あたりの単価が下がる逓減課金方式などがある。
課金方式(従量課金・逓減課金)の具体例
利用時間・トランザクション件数・データ保存量・利用者ID数など、何を課金の基準(メトリック)にするかによって、想定される利用状況のもとで最も有利な課金方式が変わる。事業者は複数の課金方式の候補について、想定利用量を当てはめて実際の請求額をシミュレーションして選定する。
課金方式(従量課金・逓減課金)は試験でどう引っ掛けられる?
逓減課金方式のグラフは、累計課金額の増加ペースが利用量の増加とともに緩やかになる(グラフの傾きが小さくなっていく)曲線を描く点に注意。
課金方式(従量課金・逓減課金)と関連する用語
課金方式(従量課金・逓減課金)が出た過去問
ITサービスにおけるコンピュータシステムの利用に対する課金を逓減課金方式で行うときのグラフはどれか。ここで、グラフの縦軸は累計の課金額を示す。
正解:使用量の増加とともに課金額の増加率が徐々に小さくなっていく、上に凸の右肩上がりの折れ線グラフ
要点:逓減課金は使うほど単価が下がり累計曲線が上に凸になる
逓減課金方式は、使用量が増えるほど単位当たりの課金単価が下がる方式である。縦軸が累計課金額なのでグラフは右肩上がりだが、傾き(単価)が次第に小さくなるため上に凸の形になる。使用量が増えるほど割安になるボリュームディスカウントの考え方である。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)SaaS(Software as a Service)による新規サービスを提供するに当たって、顧客への課金方式を検討している。課金方式①〜④のうち、想定利用状況…
正解:210
要点:各課金方式の月間売上を年換算し、費用を引いて最大の利益を選ぶ
各課金方式の月間売上を計算すると、①4,000×250=100万円、②700×1,500=105万円、③300×3,300=99万円、④1,600×650=104万円となる。最も高いのは②で、年間では105×12=1,260万円。ここから年間運用費用1,050万円を引くと年間利益は210万円となり、ウが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。