技術のSカーブとは?
技術のSカーブとは、ある技術に投入した資源(開発費・時間)を横軸、その技術で得られる性能を縦軸に取ると、立ち上がりは緩やか、途中で急伸し、やがて成熟して伸びが鈍るS字を描くという考え方。既存技術が上限に近づく時点をとらえ、次世代技術へ資源を移す判断に使う。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2021年度)。
ぎじゅつのえすかーぶ
技術のSカーブの意味
ある技術に投入した資源(開発費・時間)を横軸、その技術で得られる性能を縦軸に取ると、立ち上がりは緩やか、途中で急伸し、やがて成熟して伸びが鈍るS字を描くという考え方。既存技術が上限に近づく時点をとらえ、次世代技術へ資源を移す判断に使う。
技術のSカーブの具体例
磁気ディスクの記録密度が物理的な限界に近づく一方、半導体メモリが急峻な立ち上がり局面に入る、といった2本のSカーブの交差点で主役が入れ替わる。交差の前に投資を移せた企業が次の世代でも先行できる。
技術のSカーブは試験でどう引っ掛けられる?
売上を時間軸で描くプロダクトライフサイクルと混同されやすいが、Sカーブの横軸は投入資源、縦軸は技術性能である。成熟局面では追加投資に対する性能向上が小さく、そこに資源を注ぎ続ける判断が破壊的技術への出遅れにつながる。
技術のSカーブと関連する用語
技術のSカーブが出た過去問
技術は,理想とする技術を目指す過程において,導入期,成長期,成熟期,衰退期,そして次の技術フェーズに移行するという進化の過程をたどる。この技術進化過程を表すもの…
正解:技術のSカーブ
要点:技術のSカーブは導入・成長・成熟の性能向上をS字で表す
技術のSカーブは、投入した資源や時間に対する技術の性能向上を表した曲線である。導入期は伸びが緩やかで、成長期に急激に向上し、成熟期には限界に近づいて頭打ちになるためS字を描く。次の技術への移行時期を見極める指標として使われる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)“技術のSカーブ”の説明として、適切なものはどれか。
正解:技術の進歩の過程を表すものであり、当初は緩やかに進歩するが、やがて急激に進歩し、成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
要点:技術のSカーブは緩やか→急速→停滞と進む技術進歩の曲線
技術のSカーブは、投入した資源や時間に対する技術の進歩の度合いを表した曲線である。導入初期は試行錯誤のため進歩が緩やかで、その後急速に性能が向上し、成熟すると限界に近づいて伸びが鈍化するため、全体としてS字を描く。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問71(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。