リバースプロキシとは?
リバースプロキシとは、クライアントからのリクエストを受け取り、内部の実際のWebサーバに代わって応答を返す中継サーバ。通常のプロキシサーバがクライアント側の代理として外部への通信を仲介するのに対し、リバースプロキシはサーバ側の代理として外部からの通信を受け止める点が逆の役割となる。内部の実サーバのIPアドレスやサーバ構成を外部から隠すことができ、不正アクセスの標的にされにくくする効果があるほか、複数のサーバへの負荷分散や、SSL/TLSの暗号化処理を代行する用途にも使われる。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2019年度〜2025年度)。
りばーすぷろきしー
リバースプロキシの意味
クライアントからのリクエストを受け取り、内部の実際のWebサーバに代わって応答を返す中継サーバ。通常のプロキシサーバがクライアント側の代理として外部への通信を仲介するのに対し、リバースプロキシはサーバ側の代理として外部からの通信を受け止める点が逆の役割となる。内部の実サーバのIPアドレスやサーバ構成を外部から隠すことができ、不正アクセスの標的にされにくくする効果があるほか、複数のサーバへの負荷分散や、SSL/TLSの暗号化処理を代行する用途にも使われる。
リバースプロキシの具体例
Webサイトの運営者が、外部からのアクセスをすべてリバースプロキシで受け付け、実際にコンテンツを保持する複数のバックエンドサーバの存在を外部から見えないようにする。
リバースプロキシは試験でどう引っ掛けられる?
通常のプロキシは「クライアント側」の代理、リバースプロキシは「サーバ側」の代理という、代理する立場の向きが逆である点を取り違えないよう注意する。
リバースプロキシと関連する用語
リバースプロキシが出た過去問
TCP/IPネットワークのフォワードプロキシに関する説明のうち、最も適切なものはどれか。
正解:Webブラウザの代理として、Webサーバに対するリクエストを送信する。
要点:フォワードプロキシはクライアント側の代理、リバースはサーバ側の代理
フォワードプロキシは、内部のWebブラウザに代わって外部のWebサーバへリクエストを送る中継サーバです。アクセス制御やキャッシュ、通信の集約に使われます。サーバ側に置いて代理応答するのはリバースプロキシで、役割が逆になります。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)Webサーバを使ったシステムにおいて、インターネット経由でアクセスしてくるクライアントから受け取ったリクエストをWebサーバに中継する仕組みはどれか。
正解:リバースプロキシ
要点:リバースプロキシはサーバ側に置き外部からの要求を代理受信する
リバースプロキシはWebサーバの手前に設置され、インターネット側のクライアントからの要求を代わりに受け取って背後のWebサーバへ中継する。サーバの存在を隠蔽できるほか、負荷分散やSSL処理の肩代わり、キャッシュによる負荷軽減にも使われる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)クライアント証明書で利用者を認証するリバースプロキシサーバを用いて、複数のWebサーバにシングルサインオンを行うシステムがある。このシステムに関する記述のうち、…
正解:利用者IDなどの情報をWebサーバに送信するのは、利用者のPCではなく、リバースプロキシサーバである。
要点:リバースプロキシ型SSOは代理認証しIDを各サーバに渡す
リバースプロキシ型のシングルサインオンでは、利用者からの通信をいったんリバースプロキシが受け止め、クライアント証明書によって本人確認を行う。認証に成功すると、プロキシが利用者IDなどの認証済み情報を後段の各Webサーバへ引き渡すので、各サーバは個別に認証しなくてよい。クライアント証明書はあらかじめ利用者のPCに導入しておくもので、サーバ側が配布する流れではない。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41(IPA)リバースプロキシの説明として、適切なものはどれか。
正解:インターネットから内部ネットワークの公開Webサーバへの通信を、中継するために利用される。
要点:リバースプロキシは外部から内部の公開サーバへの通信を代理する
リバースプロキシは、インターネット側のクライアントから見てWebサーバの代理として前面に立ち、受け付けた要求を内部の公開Webサーバへ中継する。サーバを直接外部へ晒さずに済み、負荷分散やSSL処理の集約、コンテンツキャッシュなども担える。内部から外部への中継を行う通常のプロキシとは向きが逆である。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問31(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。