プロビジョニングとは?
プロビジョニングとは、需要の変動を見越して、サーバ・ネットワーク・ストレージなどの資源をあらかじめ準備し、必要になった時点で即座に割り当てて利用可能にすること。クラウドでは、需要に応じて自動で増減させるオートスケールと組み合わせて、過剰投資と能力不足の双方を避ける。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2025年度)。
ぷろびじょにんぐ
プロビジョニングの意味
需要の変動を見越して、サーバ・ネットワーク・ストレージなどの資源をあらかじめ準備し、必要になった時点で即座に割り当てて利用可能にすること。クラウドでは、需要に応じて自動で増減させるオートスケールと組み合わせて、過剰投資と能力不足の双方を避ける。
プロビジョニングの具体例
キャンペーン期間の想定アクセス量に合わせて事前に構成を用意し、開始と同時に自動で台数を増やす。終了後は縮退させる。
プロビジョニングは試験でどう引っ掛けられる?
プロビジョニングは資源を用意して割り当てる行為で、負荷に応じて自動増減させるオートスケールや、必要能力を予測・監視するキャパシティ管理とは役割が違う。同じ語が利用者アカウントの発行・権限付与(アカウントプロビジョニング)にも使われるため、文脈で対象が変わる点にも注意。
プロビジョニングと関連する用語
プロビジョニングが出た過去問
クラウドサービスなどの提供を迅速に実現するためのプロビジョニングの説明はどれか。
正解:利用者の需要を予想し,ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し,利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
要点:プロビジョニングは需要を見込んで資源を事前に配備しておくこと
プロビジョニングは、利用者の需要を見込んで、ネットワーク設備や計算資源をあらかじめ用意・配備し、要求があればすぐ提供できる状態にしておくことである。クラウドではこの準備が自動化されているため、必要な資源を短時間で払い出せる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)ストレージ技術におけるシンプロビジョニングの説明として,適切なものはどれか。
正解:利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し,物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てる。
要点:シンプロビジョニングは物理容量を実使用分だけ後追いで割り当てる。
シンプロビジョニングは、利用者に対しては大きな容量の仮想ボリュームを見せつつ、物理ディスクは実際に書き込まれた分だけ順次割り当てる仮想化技術である。あらかじめ全容量を確保するシックプロビジョニングと比べ、未使用領域を抱え込まずに済むためディスクの利用効率が高まる。ただし物理容量が枯渇しないよう使用量の監視が必要になる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問11(IPA)サーバプロビジョニングツールを使用する目的として、適切なものはどれか。
正解:システム構成をあらかじめ記述しておくことによって、サーバを自動的に構成する。
要点:プロビジョニングツールは構成の記述どおりに環境を自動構築する
サーバプロビジョニングツールは、あるべきシステム構成を設定ファイルとして記述しておき、その記述どおりにサーバのソフトウェア導入や設定を自動的に行うツールである。手作業による設定のばらつきをなくし、同じ構成のサーバを短時間で何台でも用意できる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問50(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。