バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理とは?
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理とは、処理形態の分類。一定期間ためたデータをまとめて処理するのがバッチ処理で、単位時間あたりの処理量(スループット)が評価軸になる。要求のつど即座に応答するのがオンライン処理、締切時刻までの応答が絶対条件なのがリアルタイム処理である。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
ばっちしょり・おんらいんしょり・りあるたいむしょり
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理の意味
処理形態の分類。一定期間ためたデータをまとめて処理するのがバッチ処理で、単位時間あたりの処理量(スループット)が評価軸になる。要求のつど即座に応答するのがオンライン処理、締切時刻までの応答が絶対条件なのがリアルタイム処理である。
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理の具体例
日中は在庫引当をオンラインで処理し、夜間に売上集計と帳票作成をバッチで回す設計が典型。バッチは所定の時間内(バッチウィンドウ)に終わることが要件で、データ量増加で窓に収まらなくなったら多重化や分割で対処する。
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理は試験でどう引っ掛けられる?
リアルタイム処理は「速い処理」ではなく「期限内に必ず終わる処理」で、平均が速くても最悪値が期限を超えれば不合格である。またオンラインとバッチは同一システム上で資源を奪い合うため、実行時間帯の設計が要る。
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理と関連する用語
バッチ処理・オンライン処理・リアルタイム処理が出た過去問
A社は、自社がオンプレミスで運用している業務システムを、クラウドサービスへ段階的に移行する。段階的移行では、初めにネットワークとサーバをIaaSに移行し、次に全…
正解:IaaSへの移行によって不要:②、③、PaaSへの移行によって不要:④
要点:クラウドの責任分界に沿って、事業者側に移る作業が消える
IaaSではハードウェアと仮想サーバの基盤を事業者が運用するため、物理サーバの起動停止操作や保守ランプの目視監視は不要になる。さらにPaaSへ移すとミドルウェアの管理も事業者側の責任範囲となるため、パッチ適用が不要になる。業務システム自体のジョブ監視は利用者の責任として残る。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)A社は,自社がオンプレミスで運用している業務システムを,クラウドサービスへ段階的に移行する。段階的移行では,初めにネットワークとサーバをIaaSに移行し,次に全…
正解:IaaSへの移行によって不要となる作業:②,③/PaaSへの移行によって不要となる作業:④
要点:IaaSでハードウェア運用、PaaSでOS・ミドルウェア運用が事業者側に移る
IaaSでは物理的なハードウェアと仮想化基盤を事業者が持つため、物理サーバの起動・停止操作や、機器の保守ランプを目視で確認する作業は利用者側で不要になる。次にPaaSへ移行するとOSやミドルウェアの管理も事業者側になるので、ミドルウェアへのパッチ適用が不要になる。一方、業務アプリのバッチジョブ監視はどちらの移行でも利用者の責任として残る。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。