データ消去・メディアサニタイズとは?
データ消去・メディアサニタイズとは、記憶媒体を廃棄・返却・再利用する際に、データを復元できない状態にする処理。論理的な削除では復元可能なため、上書き消去、暗号化消去(鍵の破棄)、物理破壊などを媒体の種類と情報の重要度に応じて選び、実施証跡を残す。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
でーたしょうきょめでぃあさにたいず
データ消去・メディアサニタイズの意味
記憶媒体を廃棄・返却・再利用する際に、データを復元できない状態にする処理。論理的な削除では復元可能なため、上書き消去、暗号化消去(鍵の破棄)、物理破壊などを媒体の種類と情報の重要度に応じて選び、実施証跡を残す。
データ消去・メディアサニタイズの具体例
リース返却するサーバのHDDは装置ごと上書き消去し、消去証明書を受領して保管する。SSDは代替領域の存在で上書きが確実でないため、はじめから全体を暗号化しておき、廃棄時に鍵を破棄する暗号化消去を用いる方が確実である。
データ消去・メディアサニタイズは試験でどう引っ掛けられる?
ファイル削除やクイックフォーマットは実体を残すため消去にならない。SSDでは上書き回数を増やしても未使用ブロックに残留する可能性があり、HDDと同じ手順は使えない。外部委託時は消去証明書の受領まで含めて手順とする。
データ消去・メディアサニタイズと関連する用語
データ消去・メディアサニタイズが出た過去問
企業が業務で使用しているコンピュータに、記憶媒体を介してマルウェアを侵入させ、そのコンピュータのデータを消去した者を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:マルウェアによるデータ消去は刑法で処罰される
マルウェアを他人のコンピュータに入れてデータを消去する行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪や電磁的記録毀棄罪などで処罰される。またマルウェアの作成・提供・取得自体も刑法の不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス作成罪)の対象である。ネットワーク経由の不正ログインを罰する不正アクセス禁止法とは適用場面が異なる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。