ディレクトリサービス(LDAP)とは?でぃれくとりさーびす
ディレクトリサービス(LDAP)とは、利用者・端末・組織といった情報を階層構造で一元管理し、検索と参照に最適化した形で各システムへ提供する仕組み。LDAPはその情報を読み書きするためのプロトコルで、代表的な実装がActive Directoryである。認証と権限付与の情報源を1か所へ寄せることが導入の狙いになる。
最終更新:2026-10-06
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システムごとにアカウントを持たせていると、入社のたびに何か所も登録し、異動のたびに権限を個別に直し、退職のたびに全システムを回って止めることになる。作業量そのものより、どこか1つを止め忘れても誰も気づかないことのほうが問題で、これは運用の丁寧さでは解決しない。情報の置き場を1か所に決めてしまうという構造の変更が要る。
具体例
入社時に1か所へ登録すれば、メール・ファイルサーバ・業務システムが同じ利用者情報を参照する。退職時も1か所を無効化すれば全システムの利用が止まるため、退職者アカウントの消し漏れという監査指摘の常連を、運用の注意力に頼らず構造として防げる。
試験での引っ掛け
読み取りが圧倒的に多い前提で設計されており、更新の多いトランザクション処理には向かない。これがRDBMSとの使い分けの根拠になる。またシングルサインオンと同一視されやすいが、ディレクトリは利用者情報の置き場、SSOは認証を一度で済ませる仕組みであって層が違い、SSOはディレクトリを情報源として使う関係にある。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37(IPA)
企業内のクライアントからクラウドサービスへのアクセスにSAML認証を利用したときのシステムの動作に関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、利用者IDとパス…
正解:認証サーバから認証結果をクライアント経由でクラウドサービスに送信する。
要点:SAMLは認証結果をクライアント経由でSPへ渡しパスワードを渡さない
SAMLでは、企業内の認証サーバ(IdP)が利用者を認証し、その結果をデジタル署名付きのアサーションとして発行する。アサーションは利用者のブラウザ(クライアント)経由でクラウドサービス(SP)へ渡され、SPは署名を検証して利用者を受け入れる。パスワード自体がクラウドサービス側へ渡らないことが、この方式の要点である。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. オペレーティングシステム > (10) ユーザー管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。