スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)とは?
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)とは、結合テストで未完成のモジュールを代替する部品。スタブは呼び出される側の代役で決められた値を返し、ドライバは呼び出す側の代役でテスト対象を起動する。上位から結合するトップダウンではスタブが、下位から結合するボトムアップではドライバが必要になる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2025年度)。
すたぶとどらいば
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)の意味
結合テストで未完成のモジュールを代替する部品。スタブは呼び出される側の代役で決められた値を返し、ドライバは呼び出す側の代役でテスト対象を起動する。上位から結合するトップダウンではスタブが、下位から結合するボトムアップではドライバが必要になる。
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)の具体例
課金計算モジュールが未完成でも、固定額を返すスタブを置けば画面側の結合を先に進められる。逆に画面が未着手なら、パラメタを与えて計算モジュールを直接呼ぶドライバを書く。どちらを多く作るかで着手順序とコストが変わるため、開発順序の判断材料になる。
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)は試験でどう引っ掛けられる?
スタブとドライバの向きを取り違える出題が定番。「トップダウン=スタブ」「ボトムアップ=ドライバ」で覚える。またトップダウンは上位の重要インタフェースを早く検証できる反面、下位の障害検出が遅れるという長所短所の対応も問われる。
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)と関連する用語
スタブとドライバ(トップダウン・ボトムアップ結合テスト)が出た過去問
サービスマネジメントのサービス可用性管理において、インシデント又は将来インシデントとなる可能性のある事象について、その発生経路及び発生原因を分析し、発生確率の算…
正解:故障の木解析(FTA)
要点:FTAは頂上事象から原因を木構造に展開し発生確率を算出する
故障の木解析(FTA)は、望ましくない事象を頂点に置き、その原因となる事象をANDゲート・ORゲートで結んで木構造に展開するトップダウンの解析手法である。各下位事象の発生確率を与えることで頂上事象の発生確率を定量的に算出でき、発生経路と原因の両方を明らかにできる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)テストで使用されるスタブ又はドライバの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:ドライバは、引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。
要点:ドライバは上位から呼び出し、スタブは下位で呼び出される
ドライバはテスト対象モジュールの上位に置く仮のモジュールで、引数を与えてテスト対象を呼び出し、結果を受け取る。逆にスタブは下位に置く仮のモジュールで、テスト対象から呼び出されて所定の値を返す。ボトムアップテストではドライバを、トップダウンテストではスタブを用いる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47(IPA)信頼性工学の視点で行うシステム設計において、発生し得る障害の原因を分析する手法であるFTAの説明はどれか。
正解:障害と、その中間的な原因から基本的な原因までの全ての原因とを列挙し、それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。
要点:FTAは障害を頂点に原因を樹形図で展開する分析手法
FTA(Fault Tree Analysis、故障の木解析)は、望ましくない事象を頂点に置き、その原因を段階的に下へ展開してAND・ORのゲートで結んだ樹形図を作る手法です。結果から原因へたどるトップダウンの分析であり、発生確率を与えれば定量的な評価もできます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。