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グリッドコンピューティングとは?ぐりっどこんぴゅーてぃんぐ

グリッドコンピューティングとは、地理的に離れた多数のコンピュータの余剰処理能力をネットワーク越しに束ね、一つの大きな計算資源として大規模な計算を分担させる方式。専用機を買わずに演算量を稼げる代わりに、参加ノード間の通信が細く遅いため、独立に分割できる問題にしか向かないという制約を伴う。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

大規模な科学技術計算を行うには専用のスーパーコンピュータが要り、購入も維持も一組織の予算では手が届かない一方で、世界中の事務用コンピュータは夜間や待機中の大半を遊ばせていた。処理を細かく切り出して配れば、その遊休分だけで相当な演算量になる——設備投資ではなく余剰の寄せ集めで計算力を作るという発想がここから生まれた。応用情報では分散システムの形態として、クラスタやクラウドとの違いで問われる。

具体例

スタンフォード大学のFolding@homeは、参加者のPCの空き時間を使ってタンパク質の折りたたみを計算する取組みで、カリフォルニア大学バークレー校が開発したBOINCという基盤の上で同種の解析が多数動いている。個々の解析単位が互いに独立しているため、この方式が成立する。

試験での引っ掛け

クラスタリングとの取り違えが定番で、束ねる対象が違う。地理的に分散した既存機の余剰能力を集めるのがグリッド、同一拠点の同一構成の複数台を密に連携させて可用性・性能を確保するのがクラスタリングである。またグリッドは分割して独立に計算できる問題に向き、途中で頻繁にデータをやり取りする計算には通信遅延のため向かない。クラウドコンピューティングは資源をサービスとして借りる利用形態を指す語で、余剰を寄せ集める仕組みそのものではない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:テクノロジ系
  • クラスタリングとの取り違えが定番で、束ねる対象が違う。