SECIモデルとは?
SECIモデルとは、野中郁次郎らによる知識創造の4段階モデル。共同化(Socialization:暗黙知→暗黙知)、表出化(Externalization:暗黙知→形式知)、連結化(Combination:形式知→形式知)、内面化(Internalization:形式知→暗黙知)をらせん状に繰り返して組織の知を高める。
ITストラテジスト試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2024年度)。
せきもでる
SECIモデルの意味
野中郁次郎らによる知識創造の4段階モデル。共同化(Socialization:暗黙知→暗黙知)、表出化(Externalization:暗黙知→形式知)、連結化(Combination:形式知→形式知)、内面化(Internalization:形式知→暗黙知)をらせん状に繰り返して組織の知を高める。
SECIモデルの具体例
熟練保守員に同行して勘所を体感し(共同化)、点検手順として文書化し(表出化)、既存マニュアルや故障データと統合して体系化し(連結化)、若手が現場で反復して身体化する(内面化)。
SECIモデルは試験でどう引っ掛けられる?
「形式知を実践で繰り返し体得して暗黙知にする」段階は内面化。「暗黙知を言葉や図で表す」のが表出化。この2つの取り違えが最頻出。
SECIモデルと関連する用語
SECIモデルが出た過去問
図は,SECIモデルの知識変換プロセスに基づき,製造現場において,熟練工の技能を若手技能者に伝承する例を示したものである。dに該当する活動はどれか。ここで,ア〜…
正解:若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
要点:内面化は形式知を実践で繰り返し体得し暗黙知に変える段階
SECIモデルは共同化→表出化→連結化→内面化の順に知識が変換されていくとする。連結化の次に位置するdは内面化(Internalization)であり、形式知として整理された知識を実践の中で繰り返し使うことで、個人の暗黙知(体得した技能)へ落とし込む段階である。若手技能者が手順の知識をもとに実作業を繰り返して技能として身につける活動がこれに当たる。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問14(IPA)知識創造プロセス(SECIモデル)において、表出化に該当するものはどれか。
正解:顧客への対応の仕方を、顧客の業種別にマニュアル化する。
要点:表出化は暗黙知を言葉や図表で表し形式知に変える段階
SECIモデルの表出化(Externalization)は、個人が経験の中で身につけた暗黙知を、言葉や図表などで表現して形式知に変換する段階である。顧客対応の勘所を業種別のマニュアルとして書き起こす行為は、まさに暗黙知の言語化に当たる。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問14(IPA)SECIモデルにおいて、新たに創造された知識を組織に広め、新たな暗黙知として習得するプロセスはどれか。
正解:内面化(Internalization)
要点:内面化は形式知を実践で体得し暗黙知に変える段階
SECIモデルは知識創造の過程を共同化・表出化・連結化・内面化の4段階で説明する。このうち内面化は、文書やマニュアルとして体系化された形式知を個人が実践を通じて身につけ、自らの暗黙知として体得する段階である。組織に広まった新しい知識が個人の技能として定着し、次の共同化につながる。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問13(IPA)新たに創造された知識を組織に広め、新たな暗黙知として習得することを、SECIモデルでは、どれに分類するか。
正解:内面化(Internalization)
要点:内面化は組織に広まった形式知を実践で暗黙知として体得する段階
SECIモデルの4段階のうち、内面化は、共有・体系化された形式知を個人が実践や訓練を通じて自らの身体知・暗黙知として取り込む段階である。新たに創造された知識が組織の中に広まり、各人の技能として定着することで、次の共同化の土台となる知識創造のスパイラルが回る。
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問13(IPA)SECIモデルにおける、内面化の説明はどれか。
正解:新たに創造された知識を組織に広め、新たな暗黙知として習得すること
要点:内面化は形式知を実践で体得し暗黙知に変える段階
SECIモデルの内面化は、文書やマニュアルとして共有された形式知を、個人が実践や反復を通じて自分の技能として体得し、新たな暗黙知に変える段階である。組織に広まった知識が各人の身体知として定着することで、次の共同化につながる知識創造のスパイラルが回る。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。