入出力データの管理方針とは?にゅうしゅつりょくでーたのかんりほうしん
入出力データの管理方針とは、入力データと出力帳票の信頼性を保つために定める運用上の取り決め。原票との照合、入力の網羅性・正確性の確保、出力の配布先と保管期間の管理を含み、業務部門と情報システム部門のどちらが何に責任を持つかを先に明文化しておく点が核になる。
最終更新:2026-10-06
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入力の誤りも帳票の誤配布も、起きた後では誰の落ち度か決まらず対応が止まる。あらかじめ「原票の正しさは起票した業務部門」「そのとおりに処理するのは情報システム部門」と線を引いておけば、異常に気づいた時点ですぐ差し戻せる。運用オペレーションのアウトプット管理としてSMの守備範囲に入る。
具体例
給与明細のように配布先が限られる出力は、出力枚数と配布先を台帳で管理し、余った分は裁断して記録に残す。入力側は原票の件数と処理件数を突き合わせ、差異があれば内容を判断せず業務部門へ差し戻す。
試験での引っ掛け
責任の所在を取り違えやすい。原票の記載内容そのものの正しさと承認は起票した業務部門の責任で、情報システム部門は原票のとおりに漏れなく処理する責任を負う。したがって運用側が記載内容を判断して訂正するのは不適切になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問13(IPA)
入出力データの管理方針のうち、適切なものはどれか。
正解:出力帳票は授受管理表などを用いて確実に受渡しを行い、情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。
要点:出力帳票は授受記録を取り重要度に応じ手渡しする
出力帳票は、誰から誰へいつ渡したかを授受管理表などで記録し、重要度に応じて業務部門の管理者へ直接手渡すなど、受渡しの確実性と機密性を確保する必要がある。帳票の廃止判断やデータ誤りの修正は、業務を所管する部門の承認を得て行うべきで、情報システム部門が独断で決めてはならない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。