最小権限の原則とは?
最小権限の原則とは、利用者やプログラムには、業務の遂行に必要な最小限の権限だけを与えるという考え方。過剰な権限を与えないことで、アカウントの乗っ取りや誤操作が起きた際の被害を最小限にとどめる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
さいしょうけんげんのげんそく
最小権限の原則の意味
利用者やプログラムには、業務の遂行に必要な最小限の権限だけを与えるという考え方。過剰な権限を与えないことで、アカウントの乗っ取りや誤操作が起きた際の被害を最小限にとどめる。
最小権限の原則の具体例
一般社員のPCアカウントには管理者権限を与えず、ソフトウェアのインストールが必要な場合は情報システム部門に申請させる運用。
最小権限の原則は試験でどう引っ掛けられる?
「業務効率を優先して権限をまとめて付与する」ことと矛盾する考え方であり、利便性より安全性を優先する原則である点が問われる。
最小権限の原則と関連する用語
最小権限の原則が出た過去問
データベースのアカウントの種類とそれに付与する権限の組合せのうち,情報セキュリティ上,適切なものはどれか。
正解:データ構造の定義用アカウント:レコードの更新権限 無,テーブルの作成・削除権限 有
要点:アカウントには業務に必要な最小限の権限だけを与える
最小権限の原則に従い、アカウントには業務上必要な権限だけを与える。データ構造を定義する用途のアカウントにはテーブルの作成・削除権限が要るが、日々のレコード更新は行わないため更新権限は不要である。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問25(IPA)A社は従業員600名の投資コンサルティング会社である。東京の本社には、情報システム部、監査部などの管理部門があり、関西にB支店がある。B支店の従業員は10名であ…
正解:評価結果OK、評価根拠:アクセス権の設定状況が適切であることを確認した。
要点:OKの根拠は実際の設定状況を確認した事実
B支店では従業員にヒアリングを行い、アクセス権が最小権限の原則どおりに設定されていることを実際に確認している。評価項目どおりに実施されている状態が確認できているので、判定はOKであり、評価根拠には設定状況を確認した事実を記す。ルールの存在や運用主体は、設定が実際に適切であることの根拠にはならない。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問57(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。