排他制御とは?
排他制御とは、複数の利用者やプログラムが同じデータへ同時にアクセスした際に、データの不整合が起きないよう制御する仕組み。対象データにロックをかけることで実現する。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
はいたせいぎょ
排他制御の意味
複数の利用者やプログラムが同じデータへ同時にアクセスした際に、データの不整合が起きないよう制御する仕組み。対象データにロックをかけることで実現する。
排他制御の具体例
座席予約システムで、同じ座席に2人が同時に予約しようとした場合、先に処理を始めた側がロックを取得し、後からのもう一方の予約は待たされるか失敗する。
排他制御は試験でどう引っ掛けられる?
ロックをかければ安全、では終わらない。互いに相手のロック解除を待ち続けて処理が進まなくなるデッドロックが起きうる。また同じロックでも条件で挙動が変わり、読み取り用の共有ロックは複数同時にかけられるが、更新用の専有ロックは1つしかかけられない。
排他制御と関連する用語
排他制御が出た過去問
DBMSにおいて,複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを同時に更新する場合,論理的な矛盾を生じさせないために用いる技法はどれか。
正解:排他制御
要点:排他制御はロックで同時更新の矛盾を防ぐ技法
排他制御は、複数のトランザクションが同じデータを同時に更新しようとしたときに、ロックによって一方の処理を待たせ、更新の消失など論理的な矛盾が生じないようにする技法である。正規化は設計上の手法、整合性制約はデータの妥当性を保つ規則であり、同時実行の制御とは目的が異なる。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46(IPA)トランザクションT1が更新中のデータを、トランザクションT2が参照しようとしたとき、更新と参照の処理結果を矛盾させないようにするためのDBMSの機能はどれか。
正解:排他制御
要点:排他制御は同時アクセスによる処理結果の矛盾を防ぐ
排他制御は、あるトランザクションが更新中のデータに対して他のトランザクションが同時に読み書きすることを制限し、処理結果の矛盾を防ぐDBMSの機能である。ロックをかけて待たせることで、更新途中の中途半端な状態を他から見せないようにする。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。