ベースラインアプローチとは?
ベースラインアプローチとは、守るべき対策の最低水準(ベースライン)をあらかじめ定め、それを満たしているかどうかで各所を点検していくリスク分析の進め方。公的なガイドラインや業界標準をひな型にできるため、短期間かつ低コストで全社に一定の水準を行き渡らせられるのが利点。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では1回出題されています。
べーすらいんあぷろーち
ベースラインアプローチの意味
守るべき対策の最低水準(ベースライン)をあらかじめ定め、それを満たしているかどうかで各所を点検していくリスク分析の進め方。公的なガイドラインや業界標準をひな型にできるため、短期間かつ低コストで全社に一定の水準を行き渡らせられるのが利点。
ベースラインアプローチの具体例
中小企業向けの公的ガイドラインの対策項目をそのまま自社のチェックリストにし、全部門へ配って「できている・いない」を回答してもらう。専門の分析をしなくても、パスワードの使い回しや更新プログラム未適用といった穴を短期間で拾える。
ベースラインアプローチは試験でどう引っ掛けられる?
全社一律の水準なので、極めて重要な資産には保護が足りず、重要でないところには過剰になりやすい。手軽さと引き換えに個別事情を反映できない点が、詳細な分析との最大の違いである。
ベースラインアプローチと関連する用語
ベースラインアプローチが出た過去問
情報セキュリティ対策を検討する際の手法の一つであるベースラインアプローチの特徴はどれか。
正解:基準とする望ましい対策と組織の現状における対策とのギャップを分析する。
要点:ベースラインアプローチは基準と現状のギャップ分析
ベースラインアプローチは、規格やガイドラインなどから「守るべき最低限の基準(ベースライン)」をあらかじめ定め、自組織の現状がその基準を満たしているかを照合して不足分を対策する手法である。資産ごとの詳細な評価をしないため簡便で網羅性も確保しやすいが、組織固有の事情を反映しにくいという短所がある。詳細リスク分析、非形式的アプローチ、組合せアプローチと区別して覚えたい。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。