カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは?
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)とは、ホワイトボックステストでテストがプログラムをどれだけ実行したかを示す網羅率。命令網羅は全命令を1回以上、判定条件網羅(分岐網羅)は各判定の真偽双方を、条件網羅は各条件式の真偽を通す。強さと必要ケース数がトレードオフになる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
かばれっじ
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)の意味
ホワイトボックステストでテストがプログラムをどれだけ実行したかを示す網羅率。命令網羅は全命令を1回以上、判定条件網羅(分岐網羅)は各判定の真偽双方を、条件網羅は各条件式の真偽を通す。強さと必要ケース数がトレードオフになる。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)の具体例
安全性に関わる制御部分は判定条件網羅100%を完了基準に据え、画面表示のような影響の小さい部分は命令網羅で妥協する。基準を一律に決めず、モジュールの重要度で段階を分けて工数を配分するのが現実的な設計判断になる。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)は試験でどう引っ掛けられる?
命令網羅100%でも分岐の偽側を通っていない場合がある。また条件網羅は判定条件網羅を必ずしも包含しない。カバレッジが高くても仕様の抜け(書かれていない機能)は検出できず、ブラックボックス側の技法が別に要る。
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)と関連する用語
カバレッジ(命令網羅・判定条件網羅)が出た過去問
あるプログラムについて,流れ図で示される部分に関するテストケースを,判定条件網羅(分岐網羅)によって設定する。この場合のテストケースの組合せとして,適切なものは…
正解:(A=1, B=1), (A=7, B=1)
要点:分岐網羅は各判定の真と偽を一度ずつ通ればよい
判定条件網羅(分岐網羅)は、各判定について真と偽の双方を少なくとも一度ずつ通ることを求める基準である。設問の判定は二つの条件の論理和なので、両方の条件が成り立たない組合せで偽、少なくとも一方が成り立つ組合せで真となるようにテストケースを選べばよい。個々の条件の真偽をすべて試す条件網羅とは基準が異なる点に注意する。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。