関数従属性とは?
関数従属性とは、ある項目(列)の値が決まれば、別の項目の値が一意に定まるという関係。正規化の理論的な基礎となる概念で、「A→B」(Aが決まればBが決まる)のように表記する。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
かんすうじゅうぞくせい
関数従属性の意味
ある項目(列)の値が決まれば、別の項目の値が一意に定まるという関係。正規化の理論的な基礎となる概念で、「A→B」(Aが決まればBが決まる)のように表記する。
関数従属性の具体例
「社員番号」が決まれば「氏名」が一意に定まるなら、社員番号から氏名への関数従属がある。「部署名」が決まれば「部署所在地」が定まるような、主キー以外の項目間の従属(推移的関数従属)を見つけて分離するのが正規化の作業にあたる。
関数従属性は試験でどう引っ掛けられる?
「A→B」は向きのある関係で、逆のB→Aが成り立つとは限らない(社員番号→氏名は成り立つが、同姓同名がありうるので氏名→社員番号は成り立たない)。また部分関数従属(複合キーの一部だけで値が定まる)は第2正規形で、推移的関数従属(キー以外の項目を経由して定まる)は第3正規形で分離するもので、対応する正規形を取り違えやすい。
関数従属性と関連する用語
関数従属性が出た過去問
関数従属{A, B}→Cが完全関数従属性を満たすための条件はどれか。
正解:A→C及びB→Cのいずれも成立しないこと
要点:完全関数従属は決定項の真部分集合では決定できないこと
完全関数従属とは、{A, B}→C が成り立ち、かつその真部分集合である{A}や{B}だけでは C を決定できない状態を指す。逆に A→C や B→C が成り立つ場合は部分関数従属となり、第2正規形に反する原因になる。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。