汎化・特化とは?
汎化・特化とは、複数のクラスに共通する属性や操作を抜き出して上位クラス(スーパークラス)を定義するのが汎化。逆に上位クラスの性質を引き継ぎつつ固有の性質を加えて下位クラスを作るのが特化。実装上は継承として現れる。
システムアーキテクト試験の過去問では7回出題されています(2017年度〜2025年度)。
はんか・とっか
汎化・特化の意味
複数のクラスに共通する属性や操作を抜き出して上位クラス(スーパークラス)を定義するのが汎化。逆に上位クラスの性質を引き継ぎつつ固有の性質を加えて下位クラスを作るのが特化。実装上は継承として現れる。
汎化・特化の具体例
「正社員」「契約社員」から共通の氏名・所属・給与計算という性質を抜き出し、上位クラス「従業員」を定義する。
汎化・特化は試験でどう引っ掛けられる?
汎化は「is-a」関係、集約は「has-a(部分-全体)」関係。両者の取り違えが定番。
汎化・特化と関連する用語
汎化・特化が出た過去問
ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
正解:オブジェクト指向開発のためのパターンとして生成、構造、振る舞いの三つのカテゴリで分類される。
要点:GoFは生成・構造・振る舞いの三分類のオブジェクト指向パターン
GoF(Gang of Four)のデザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる問題への定石を23個にまとめたもので、生成に関するパターン、構造に関するパターン、振る舞いに関するパターンの三つに分類される。アーキテクチャレベルのパターン集とは対象の粒度が異なる点に注意する。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問5(IPA)ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
正解:オブジェクト指向開発のためのパターンとして生成、構造、振る舞いの三つのカテゴリに分類される。
要点:GoFは生成・構造・振る舞いの三分類のオブジェクト指向パターン
GoF(Gang of Four)のデザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる問題への定石を23個にまとめたもので、生成に関するパターン、構造に関するパターン、振る舞いに関するパターンの三つに分類される。アーキテクチャレベルのパターン集とは対象の粒度が異なる点に注意する。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問3(IPA)オブジェクト指向における汎化の説明として、適切なものはどれか。
正解:幾つかのクラスに共通する性質をもつクラスを定義する。
要点:汎化は共通の性質を抜き出して上位クラスを定義すること
汎化は、複数のクラスに共通して現れる属性や操作を抜き出し、それらの上位に位置する一般的なクラスとして定義することである。逆に上位クラスを基に固有の性質を加えて下位クラスを作るのが特化(特殊化)であり、両者は同じ関係を逆方向から見たものである。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問6(IPA)ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
正解:オブジェクト指向開発のためのパターンであって、生成、構造、振る舞いの三つのカテゴリに分類される。
要点:GoFは生成・構造・振る舞いの3分類からなる設計パターン集
GoF(Gang of Four)のデザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる23の解法をまとめたもので、生成に関するパターン・構造に関するパターン・振る舞いに関するパターンの三つに分類される。クラスやオブジェクトの粒度を扱う設計レベルのパターン集であり、システム全体の骨格を扱うアーキテクチャパターンとは階層が異なる。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問2(IPA)デザインパターンの説明はどれか。
正解:再利用性や柔軟性の高いプログラムを設計するために、参考となるオブジェクトの組合せ方をパターンとして分類したものであり、代表的なパターン集としてGoFパターンがある。
要点:デザインパターンはオブジェクトの組合せ方の定石集
デザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる問題に対し、クラスやオブジェクトをどう組み合わせて解決するかを型として整理したものである。GoFの23パターンが代表的で、再利用性・柔軟性の高い設計を効率よく作るための共通語彙としても機能する。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。