ログ管理とは?ろぐかんり
ログ管理とは、操作・アクセス・変更の記録を取得し、改ざんから保護し、一定期間保存して定期的にレビューする一連の設計。何をどこまで残すかは後から追える範囲を決める判断で、詳細に取るほど障害解析と追跡は容易になるが、書込みが処理性能を削り、保存容量と保存期間の費用がそのまま増える。
最終更新:2026-10-06
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障害が起きてから「そのときの状態が分からない」と再現待ちになるのは、事後に追える設計になっていないためである。取得は運用の作業に見えるが、処理をまたいで一本の流れとして追えるかどうかは設計時にしか決められない。加えて内部統制の観点では、特権操作の記録とその点検が、事後に異常を見つける発見的統制として求められる。
具体例
複数サービスに分かれた構成では、入口で発行したリクエストIDを全サービスのログへ引き回し、Amazon CloudWatch Logsのような基盤へ集約して一本のトレースとして追う。特権操作の記録だけは書換えできない別アカウントの保管先へ転送して保存期間を一年とし、通常のログは90日として費用を抑える。
試験での引っ掛け
「取得している」だけでは統制として不十分で、改ざん防止とレビューの運用まで揃って初めて機能する。個人情報や認証情報をそのまま書くと、ログ自体が新たな保護対象になる。アプリケーションと同じ領域に置くと、その領域が壊れた障害でログごと失う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。