フェールソフトとは?
フェールソフトとは、障害が発生した部分を切り離し、性能や機能を縮退させてでもシステム全体の稼働を継続する設計(縮退運転、フォールバック運転)。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2024年度)。
ふぇーるそふと
フェールソフトの意味
障害が発生した部分を切り離し、性能や機能を縮退させてでもシステム全体の稼働を継続する設計(縮退運転、フォールバック運転)。
フェールソフトの具体例
4台構成のうち1台が故障したら、残り3台で処理能力を落として運転を続ける。
フェールソフトは試験でどう引っ掛けられる?
フェールセーフと逆に覚えやすい。フェールセーフは安全な側に倒して止める、フェールソフトは機能・性能を落としてでも動かし続けるで、止めるか続けるかが逆。フォールトトレラントとも違い、こちらは性能を落とさずに継続する(フェールソフトは落ちることを許容する)。
フェールソフトと関連する用語
フェールソフトが出た過去問
フォールトトレランスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フォールトトレランスの実現方法として、システム全体の二重化がある。
要点:フォールトトレランスは冗長化により故障時も機能を維持する
フォールトトレランスは、構成要素に故障が生じてもシステム全体としては機能を維持し続ける性質であり、その代表的な実現手段が装置やシステム全体の二重化などの冗長化である。故障時に安全側へ倒すフェールセーフや、機能を縮退させて継続するフェールソフトも、故障への対処という点でこの考え方の枠内で扱われる。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問23(IPA)システムに異常が起きた際の対応方法の一つであるフェールソフトとして、適切な動作はどれか。
正解:性能が低下しても、処理を継続する。
要点:性能を落としてでも稼働を続けるのがフェールソフト
フェールソフトは、障害が起きた部分を切り離すなどして機能や性能を落としながらも、システム全体を止めずに処理を続ける考え方である。停止による損失が大きい場合に、縮退運転(フォールバック)によって重要な機能だけでも維持することをねらう。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。