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MPLSとは?えむぴーえるえす

MPLSとは、経路の決定権を、宛先IPアドレスの最長一致検索から、運用者が付け替えられる固定長のラベルへ移した転送方式。網の入口のイングレスLERがラベルを付け、内部のLSRはラベルの張り替えだけで中継し、出口のエグレスLERが外す。ラベルの連なりでLSPという経路を明示できるため、トラフィックエンジニアリングとL3VPNの土台になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2021年度)。

ネットワークスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Multi-Protocol Label Switching、ラベルスイッチング

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背景

宛先IPアドレスの最長一致検索を全ホップで行うのは重く、しかも常に最短経路が選ばれるため、空いている迂回路へ意図的に流すこともできなかった。転送の判断を短い固定長のラベルに置き換えれば検索が軽くなり、経路を運用者の意図で決められる。さらに顧客ごとにラベルと経路表を分ければ、同じ物理網の上でアドレス空間が重複する複数の顧客を収容できる。通信事業者の閉域網サービスが成り立つ理屈がここにある。

具体例

国内の通信事業者が提供するIP-VPNサービスは、事業者網の内部でMPLSを使い、顧客ごとにVRFで経路表を分けることで、アドレス空間が重複する複数の企業を同じ網へ収容している。利用者側のルータはラベルを意識せず、通常のIPパケットとして事業者網へ渡すだけでよい。

試験での引っ掛け

ラベルはIPヘッダとデータリンクヘッダの間に挿入されるため、レイヤ2.5と呼ばれる。宛先IPの最長一致検索を毎ホップ行わない点が高速化の根拠。またIP-VPN(L3で顧客を収容)と広域イーサネット(L2で収容)は事業者網の中でどちらもMPLSを使うことがあり、サービスの区別とMPLSの有無は別の話である点も問われる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2016年度〜2021年度)
  • 分野:午前II
  • ラベルはIPヘッダとデータリンクヘッダの間に挿入されるため、レイヤ2.5と呼ばれる。