MPLSとは?
MPLSとは、IPヘッダの代わりに固定長のラベルを参照してパケットを転送する技術。網の入口(イングレスLER)でラベルを付け、内部のLSRはラベルの張り替えだけで高速に転送し、出口(エグレスLER)でラベルを外す。ラベルによって経路(LSP)を明示的に制御でき、トラフィックエンジニアリングやVPN(L3VPN)に使われる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2021年度)。
えむぴーえるえす
MPLSの意味
IPヘッダの代わりに固定長のラベルを参照してパケットを転送する技術。網の入口(イングレスLER)でラベルを付け、内部のLSRはラベルの張り替えだけで高速に転送し、出口(エグレスLER)でラベルを外す。ラベルによって経路(LSP)を明示的に制御でき、トラフィックエンジニアリングやVPN(L3VPN)に使われる。
MPLSの具体例
通信事業者の閉域網サービスで、顧客ごとにVRFを分けてアドレス空間が重複していても収容する。
MPLSは試験でどう引っ掛けられる?
ラベルはIPヘッダとデータリンクヘッダの間に挿入される(レイヤ2.5と呼ばれる)。宛先IPの最長一致検索を毎ホップ行わない点が高速化の根拠。
MPLSと関連する用語
MPLSが出た過去問
MPLSの説明として、適切なものはどれか。
正解:ラベルと呼ばれる識別子を挿入することによって、IPアドレスに依存しないルーティングを実現する、ラベルスイッチング方式を用いたパケット転送技術である。
要点:MPLSはラベルを見て転送するラベルスイッチング技術
MPLSは、パケットにラベルと呼ばれる固定長の識別子を付与し、ラベルの値だけを見て転送するパケット転送技術である。ルータは経路表を都度検索する代わりにラベルを付け替えて転送するため、IPアドレスに依存しない経路制御ができ、VPNやトラフィックエンジニアリングにも応用される。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)MPLSの説明として、適切なものはどれか。
正解:ラベルと呼ばれる識別子を挿入することによって、IPアドレスに依存しないルーティングを実現する、ラベルスイッチング方式を用いたパケット転送技術である。
要点:MPLSはラベルを見て転送するラベルスイッチング技術
MPLS(Multi-Protocol Label Switching)は、IPパケットにラベルという短い固定長の識別子を付け、ラベルの値だけを見て高速に転送する技術である。転送のたびに宛先IPアドレスで経路表を検索する必要がなく、ラベルの付け替え(スワップ)で経路が決まる。IP以外のプロトコルも運べ、VPNやトラフィックエンジニアリングの基盤として使われる。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。