ローグAP(不正アクセスポイント)とは?ろーぐあくせすぽいんと
ローグAP(不正アクセスポイント)とは、社内の無線環境に、管理台帳へ載らないまま電波を出しているアクセスポイントのこと。電波の入りが悪い席で従業員が私物の機器を挿してしまう例と、正規のESSIDをそのまま名乗って端末を引き寄せる偽装の例があり、前者は認証を経ずに社内網へ入れる穴を、後者は通信を読み取られる経路を作る。
最終更新:2026-10-06
ネットワークSPを最短で暗記・合格する →背景
有線であれば、施錠された部屋とパッチパネルの管理で「どこに何が挿さっているか」を押さえられる。無線は電波が壁と敷地を越えるので、その管理が効かない。安価な機器を机の下に挿すだけで、認証を通らない入口が一つ増えてしまう。ネスペでは、有線側のポート制御と無線側の電波監視をどう組み合わせて塞ぐかという設計問題として問われる。
具体例
電波の常時監視と、有線スイッチのMACアドレステーブルの突合で未登録のAPを見つける仕組み(WIPS)を置き、検出時は該当APへの接続を妨害してスイッチポートを遮断する。あわせて有線側はIEEE 802.1X認証とポートセキュリティで無認可機器を弾く。持ち込み自体を減らすには、電波の届かない場所を先に潰しておく。
試験での引っ掛け
同じESSIDを名乗る偽装APには、端末が電波の強い側へ自動で接続してしまうので、利用者の注意では止まらない。対策の主役は端末側がAPの正当性を検証できる認証方式(EAP-TLSなど)の採用である。パーソナルモードのWPA2/WPA3は端末とAPが同じ鍵を持つだけで、AP側の正当性までは保証しない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。