ユースケース駆動開発とは?ゆーすけーすくどうかいはつ
ユースケース駆動開発とは、利用者とシステムのやり取りをユースケースとして記述し、それを分析・設計・実装・テストまで一貫した基準に使う開発手法。ネットワークの案件では、業務側の「誰が、どこから、何をするか」をユースケースで押さえ、そこから通信要件・経路・受入テスト項目を導く進め方にあたる。
最終更新:2026-10-06
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ネットワークへの要求は、業務側から「速くしてほしい」「つながるようにしてほしい」という形でしか出てこないことが多い。これをそのまま帯域や機器の話へ落とすと、稼働後に想定していなかった通信が出てくる。利用者の振る舞いを単位に置けば、どの拠点からどのサーバへ、どのプロトコルで、同時に何人が使うのかが具体化され、要件定義から受入テストまで同じ単位で追跡できる。
具体例
「支社の営業担当がタブレットから在庫を照会する」というユースケースから、無線LANの収容数、支社−センタ間の帯域と遅延、通すべき宛先とポート、認証の経路を洗い出し、そのまま受入テストの「支社の実機から在庫照会が3秒以内に完了する」へつなぐ。落ちたときにどの要件が満たせていないかが即座に分かる。
試験での引っ掛け
ユースケースが表すのは利用者から見た外部の振る舞いであって、経路制御の方式や機器の設定値ではない。設計の出発点をデータ構造に置くデータ中心アプローチとは、何を軸にするかが逆になる。反復して進める点はアジャイルと共通するが、ユースケース駆動そのものはUP(統一プロセス)系の考え方で、アジャイル手法の一種ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。