バースト転送とは?ばーすとてんそう
バースト転送とは、先頭アドレスだけを渡して連続する複数語を一気に運ぶバスの転送方式。1語ごとにアドレスを出す方式と比べ、アドレス送出とバス調停の手間が最初の1回で済むぶん実効速度が上がる。NICが受信したフレームをホストメモリのリングバッファへDMAで書き戻す動きや、キャッシュライン単位の充填がこれにあたる。
最終更新:2026-10-06
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装置とメモリの間で1語ごとに「どこへ」を伝えていると、実データより手続きのほうが長くなる。10ギガの口では64バイトフレームが毎秒1,488万個という勘定になり、1個ごとにバスを取り直していては線の速度に追いつかない。連続した領域なら先頭だけ伝えれば足りる、という割り切りで生まれた方式で、DRAMの同じ行を続けて読めば行選択の待ちも最初の1回に畳める。ネスペでは、公称スループットが小さいフレームで急落する理由を装置内部の転送効率に求める場面で効く。
具体例
PCI Expressに載る10ギガNICは、受信したフレームとその管理情報(ディスクリプタ)をまとめてホストメモリへ書き戻す。1フレームごとにバスを取り直さず、1回のトランザクションで複数のキャッシュライン分を流すことで、パケット数が多い区間でもバス側が先に頭打ちになるのを避けている。
試験での引っ掛け
ネットワークで言う「バースト」(短時間にトラフィックが集中して到着する性質。バッファ量やシェーピングのバーストサイズを決める根拠)とは別物で、こちらは装置内部のバスの動作である。主語がトラフィックか装置内部かで読み分ける。効くのも連続領域を続けて読み書きする場合だけで、飛び飛びのアクセスでは効かない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。