クロック周波数とCPIとは?
クロック周波数とCPIとは、CPUの実行時間は「命令数 × CPI(命令あたりの平均クロックサイクル数)× クロック周期」で決まる。クロック周波数はクロック周期の逆数で、1GHzなら1サイクル1ナノ秒。応用情報では、この3因子のどれを改善したかを読み取り、実行時間を計算させる問題が繰り返し出る。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
くろっくしゅうはすうとしーぴーあい
クロック周波数とCPIの意味
CPUの実行時間は「命令数 × CPI(命令あたりの平均クロックサイクル数)× クロック周期」で決まる。クロック周波数はクロック周期の逆数で、1GHzなら1サイクル1ナノ秒。応用情報では、この3因子のどれを改善したかを読み取り、実行時間を計算させる問題が繰り返し出る。
クロック周波数とCPIの具体例
2GHz(周期0.5ns)でCPIが2.5のCPUが1億命令を実行すると、1億×2.5×0.5ns=0.125秒。ここでクロックを2.5GHzへ上げてもパイプラインの段数増加でCPIが3.0に悪化すれば 1億×3.0×0.4ns=0.12秒で、周波数25%向上に対し実効改善は4%しかない。
クロック周波数とCPIは試験でどう引っ掛けられる?
周波数が高いCPUが必ず速いとは限らない。命令セットが違えば同じ処理に要する命令数もCPIも変わるため、周波数の比較は同一アーキテクチャ内でしか意味を持たない。CPIの逆数であるIPCと混同しないこと。
クロック周波数とCPIと関連する用語
クロック周波数とCPIが出た過去問
表のCPIと構成比率で、3種類の演算命令が合計1,000,000命令実行されるプログラムを、クロック周波数が1GHzのプロセッサで実行するのに必要な時間は何ミリ…
正解:2.8
要点:実行時間は平均CPI×命令数÷クロック周波数で求める
まず構成比率で重み付けした平均CPIを求める。3×0.2+5×0.2+2×0.6=0.6+1.0+1.2=2.8サイクル/命令となる。1,000,000命令では2,800,000サイクル必要で、1GHz(1サイクル1ナノ秒)のプロセッサではこれに1ナノ秒を掛けて2.8ミリ秒となる。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。