投資効果の事前評価・事後評価とは?
投資効果の事前評価・事後評価とは、IT投資の意思決定時に効果と費用を見積もって承認可否を判断し(事前評価)、稼働後に実績を測って計画との差を検証する(事後評価)活動。事後評価の結果を次の投資判断へ戻すことで、効果の見積り精度と投資配分の妥当性が高まる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
とうしこうかのじぜんひょうか・じごひょうか
投資効果の事前評価・事後評価の意味
IT投資の意思決定時に効果と費用を見積もって承認可否を判断し(事前評価)、稼働後に実績を測って計画との差を検証する(事後評価)活動。事後評価の結果を次の投資判断へ戻すことで、効果の見積り精度と投資配分の妥当性が高まる。
投資効果の事前評価・事後評価の具体例
受注システム更改の事前評価で、入力工数の年3,000時間削減と欠品率2ポイント改善を効果に置き、NPVで採算を確認して承認する。稼働6か月後に実測すると削減は1,800時間にとどまり、原因を運用定着の遅れと特定して教育施策を追加する。
投資効果の事前評価・事後評価は試験でどう引っ掛けられる?
事後評価は担当者の評価(人事的な追及)の場ではなく、見積りモデルを改善する学習の場と位置づけるのが要点。またサンクコストとなった開発費は、追加投資を続けるかの判断材料にしてはいけない。
投資効果の事前評価・事後評価と関連する用語
投資効果の事前評価・事後評価が出た過去問
IT投資評価を,個別プロジェクトの計画,実施,完了に応じて,事前評価,中間評価,事後評価として実施する。事前評価について説明したものはどれか。
正解:投資目的に基づいた効果目標を設定し,実施可否判断に必要な情報を上位マネジメントに提供する。
要点:事前評価は効果目標を定め実施可否の判断材料を示す
事前評価は投資を実行するかどうかを決めるための評価である。投資目的に沿った効果目標を設定し、費用対効果などの判断材料を上位マネジメントに示して実施可否の意思決定を仰ぐ。実績との差異分析は中間評価、目標の達成状況の確認は事後評価にあたる。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。