バスタブ曲線とは?
バスタブ曲線とは、機器の故障率を時間軸で表したときに現れる、浴槽の断面に似た形の曲線。導入直後は初期不良で高く、その後は偶発的な故障だけの低い水準が長く続き、寿命が近づくと摩耗により再び上昇するという3期に分かれる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ばすたぶきょくせん
バスタブ曲線の意味
機器の故障率を時間軸で表したときに現れる、浴槽の断面に似た形の曲線。導入直後は初期不良で高く、その後は偶発的な故障だけの低い水準が長く続き、寿命が近づくと摩耗により再び上昇するという3期に分かれる。
バスタブ曲線の具体例
新しい記憶装置を導入したら、初期の高故障期を工場側の慣らし運転や納入後の試験運用で通過させる。安定期に入った装置は監視だけで運用し、増加期に入る前に計画的な更改を行って、突発的な停止を避ける。
バスタブ曲線は試験でどう引っ掛けられる?
中央の安定期は「故障しない」ではなく「故障率が一定で偶発的に起こる」期間。またソフトウェアの欠陥は使い込むほど発見されて減る傾向があり、摩耗による再上昇が起きない点で挙動が異なる。
バスタブ曲線と関連する用語
バスタブ曲線が出た過去問
故障率曲線において、図中のAの期間に実施すべきことはどれか。
正解:対象の機器・部品が、様々な環境条件の下で使用されているうちに、偶発的に故障が発生するので、予備部品などを用意しておく。
要点:偶発故障期は予備部品確保など復旧への備えが中心
故障率曲線の中央にあたる横ばい区間は偶発故障期で、初期不良を出し切った後、摩耗が進む前の安定した使用期間である。故障は原因を特定しにくい偶発的なものとして一定の割合で発生するため、予備部品の確保など発生後の速やかな復旧に備える対策が中心となる。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。