LRU(Least Recently Used)とは?
LRU(Least Recently Used)とは、領域がいっぱいになったときに、最後に参照してから最も時間が経っているものを追い出す置換え方式。直前に使われたものは近いうちにまた使われるという経験則(時間的局所性)に基づいており、キャッシュメモリの入替え、仮想記憶のページ置換え、Webブラウザのキャッシュなど、限られた領域を効率よく使う場面で広く採用されている。対になる方式には、最初に入れたものから順に追い出すFIFOがある。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2009年度〜2016年度)。
えるあーるゆー
LRU(Least Recently Used)の意味
領域がいっぱいになったときに、最後に参照してから最も時間が経っているものを追い出す置換え方式。直前に使われたものは近いうちにまた使われるという経験則(時間的局所性)に基づいており、キャッシュメモリの入替え、仮想記憶のページ置換え、Webブラウザのキャッシュなど、限られた領域を効率よく使う場面で広く採用されている。対になる方式には、最初に入れたものから順に追い出すFIFOがある。
LRU(Least Recently Used)の具体例
4冊しか置けない机にA・B・C・Dを置いた後、B・Aを見返してから5冊目のEを置くとき、最後に参照した時期が最も古いCを引き出しへしまう。この「机」をキャッシュ、「引き出し」を主記憶に置き換えたものがLRUの動きそのものである。
LRU(Least Recently Used)は試験でどう引っ掛けられる?
「最も古く置いたもの」を追い出すFIFOと取り違えやすい。LRUが見るのは置いた時刻ではなく最後に参照した時刻なので、途中で読み返されたものは新しい扱いに戻る。参照回数が最も少ないものを追い出すLFUとも別物である。
LRU(Least Recently Used)と関連する用語
LRU(Least Recently Used)が出た過去問
ファイルを4冊だけ置くことができる机で、A〜Fの6冊のファイルを使って仕事をする。机上に5冊目のファイルを置きたいとき、机上の4冊のファイルのうち、最後に参照し…
正解:D
要点:LRUは最後に参照してから最も古いものを追い出す
最後に参照してから最も時間が経っているものを追い出す方式(LRU)で考える。A・B・C・Dを置いた後、B、Aが再参照され、Eを置く時点で最も古いのはCなので、まずCをしまう。続いてA、Bが参照されるため、Fを置く時点で残る中で最も古いのはDとなる。よって最後にしまうのはDである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問85(IPA)ファイルを4冊まで置くことができる机で、A〜Fの6冊のファイルを使って仕事をする。机上に5冊目のファイルを置きたいときは、机上の4冊のファイルのうち、最後に参照…
正解:E
要点:LRUは最後に参照してから最も時間が経った対象を追い出す
最も長く参照されていないものから追い出す規則は、記憶管理でいうLRU方式にあたる。A・B・C・Dを置いた後、Eを置く際に最も古いAをしまう。続くC・B・Dはいずれも机上にあるのでそのまま参照され、Fを置く時点で最後に参照した時期が最も古いのはEとなる。最後にBを参照して終わるので、最後にしまったファイルはEである。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。