全体最適化計画とは?
全体最適化計画とは、部門ごとの部分最適で乱立したシステムを、全社視点で統廃合・標準化するための計画。対象範囲、目指す業務とシステムの姿、移行の順序、推進体制、評価指標を定める。午前Iでは経営者の承認を得て全社で進める点が問われる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2012年度〜2013年度)。
ぜんたいさいてきかけいかく
全体最適化計画の意味
部門ごとの部分最適で乱立したシステムを、全社視点で統廃合・標準化するための計画。対象範囲、目指す業務とシステムの姿、移行の順序、推進体制、評価指標を定める。午前Iでは経営者の承認を得て全社で進める点が問われる。
全体最適化計画の具体例
受注管理が事業部ごとに3系統あり顧客コードも別々という状態に対し、共通マスタを新設して2年で1系統へ寄せる。初年度はコード体系の統一だけ、翌年に業務統合と、段階を分けて移行順序を計画する。
全体最適化計画は試験でどう引っ掛けられる?
全体最適化「方針」(何を目指すか)と全体最適化「計画」(いつ何をするか)は区別して問われる。またEAは全体最適の姿を描くための手法であって、実行計画そのものではない。
全体最適化計画と関連する用語
全体最適化計画が出た過去問
企業の情報システム全体の最適化計画に関する承認責任者として、適切なものはどれか。
正解:CIO
要点:全社の情報システム全体最適化計画を承認するのはCIO(最高情報責任者)
CIO(Chief Information Officer、最高情報責任者)は、経営戦略と情報化戦略を結び付ける役員であり、全社の情報システムのあるべき姿を示す全体最適化計画を承認する立場にある。個別のシステムや工程を担当する管理者は、自分の担当範囲については責任を負うが、企業全体の計画を承認する権限は持たない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)情報システムの全体最適化計画立案の際に、経営戦略との整合性を確保するために必要なこととして、最も適切なものはどれか。
正解:中期経営計画書の理解
要点:全体最適化計画は中期経営計画の理解から始める
情報システムの全体最適化計画は、経営が目指す方向に沿って立てなければ意味がない。したがって、経営戦略を具体化した文書である中期経営計画書の内容を理解し、そこで示された目標や重点施策とシステム化の方針を突き合わせることが整合性確保の出発点となる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。