サービス継続計画とは?さーびすけいぞくけいかく
サービス継続計画とは、災害や大規模な障害でITサービスが止まったときに、どのサービスをどの順番で、いつまでに復旧させるかをあらかじめ決めておく計画である。目標復旧時間や代わりの設備、連絡と判断の手順を含み、サービスマネジメントではサービス継続管理の活動として、可用性管理や容量管理と並べて問われる。
最終更新:2026-10-10
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障害が起きてから復旧の順番を決めようとすると、各部署が自分の業務を先に戻せと主張し、判断に時間が取られる。しかも、限られた要員と設備で全部を同時に戻すことはできない。そこで、平時のうちに「先に戻すもの」と「後回しにしてよいもの」を業務の重要度で決めておく必要が生まれた。決めるのは技術ではなく優先順位であり、これは平時にしか合意できない、という点がこの計画の本質にあたる。
具体例
通信販売の会社であれば、受注の受付と決済を先に戻し、商品の写真を差し替える管理画面は後回しにする、と決めておく。あわせて、本社の設備が使えないときに備えて別の場所にも設備を用意し、切り替えの手順書と連絡網を紙でも持っておく。実際に切り替えられるかは、年に一度の訓練で確かめる。
試験での引っ掛け
会社全体の事業をどう続けるかを定めるBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の下で、ITサービスの部分を扱うのがサービス継続計画という関係で、この上下の入れ替えが出題される。また「すべてのサービスを元どおりにする計画」ではなく、優先順位を付けて後回しにするものを決めるところが要点である。作って終わりではなく、訓練と見直しを繰り返す点も押さえる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。