キャプティブ価格戦略・フリーミアムとは?
キャプティブ価格戦略・フリーミアムとは、主製品を安く(あるいは無料で)提供して利用者を囲い込み、消耗品や上位機能といった継続的な支出で利益を回収する値付け。導入の障壁を下げて母数を作り、後から収益化する構造で、デジタルサービスの標準的な設計になっている。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
きゃぷてぃぶかかくせんりゃく・ふりーみあむ
キャプティブ価格戦略・フリーミアムの意味
主製品を安く(あるいは無料で)提供して利用者を囲い込み、消耗品や上位機能といった継続的な支出で利益を回収する値付け。導入の障壁を下げて母数を作り、後から収益化する構造で、デジタルサービスの標準的な設計になっている。
キャプティブ価格戦略・フリーミアムの具体例
プリンタ本体を原価近くで売りインクで稼ぐ、あるいはストレージを15GBまで無料にし容量追加を有料にする。無料利用者一人あたりの原価と、有料転換率、転換後の生涯価値を並べて採算を検証する。
キャプティブ価格戦略・フリーミアムは試験でどう引っ掛けられる?
無料層のコストは実在するため、転換率が想定を下回ると赤字が拡大する。また主製品を安くしても、消耗品や上位機能が他社製で代替できると回収できない。囲い込みの仕組みが伴わなければ成立しない。
キャプティブ価格戦略・フリーミアムと関連する用語
キャプティブ価格戦略・フリーミアムが出た過去問
フリーミアムの事例として、適切なものはどれか。
正解:名刺を個人で登録・管理する基本機能を無料で提供し、社内関係者との間での顧客情報の共有や人物検索などの追加機能を有料で提供する名刺管理サービス
要点:フリーミアムは基本無料・付加機能有料の収益モデル
フリーミアムは、基本的な機能を無料で広く使ってもらって利用者を集め、より高度な機能や容量などの追加部分を有料にして収益を得る事業モデルである。無料版と有料版の境界が機能の差にある点が特徴。名刺管理の基本機能を無料にし、共有や検索といった付加機能を課金対象とする例はこの構造に一致する。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)基本的な機能やサービスは無償で提供し、追加の機能やサービスを有償で提供することで利益を上げるビジネスモデルを表す用語として、最も適切なものはどれか。
正解:フリーミアム
要点:フリーミアムは基本無料・追加機能有料で稼ぐモデル
フリーミアムは、free(無料)とpremium(割増)を合わせた造語で、基本機能を無料で広く使ってもらい、高度な機能や容量拡張などの付加価値部分を有料にして収益を得るモデルである。無料利用者を大量に集めて一部を有料に転換させる考え方で、クラウドサービスやスマートフォンアプリで広く採られている。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。