アーカイブとは?あーかいぶ
アーカイブとは、利用頻度が下がったデータを長期保存のために別の場所へ移して保管すること、またはその保管されたデータ。複数のファイルを1つにまとめた書庫ファイルを指す使い方もある。障害から復旧するために複製を取るバックアップとは目的が異なり、記録として残すことと、稼働中の装置の容量を空けることが狙いになる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
業務のデータは、法令や社内規程で何年も保存を求められるものが多い一方、日々参照されるのは直近のものに偏る。すべてを高速な装置に置き続ければ費用がかさみ、かといって消してしまえば後から証跡を示せない。そこで、使わなくなったものを安価で長期保存に向く場所へ移し、必要になれば取り出せる形で残す運用が生まれた。何をいつまで残すかという保存期間の設計とセットで問われる。
具体例
国立国会図書館は、公開が終了したものも含むインターネット上の情報を収集して長期保存するアーカイブ事業を行っている。企業では、Microsoft 365のメールを一定期間の経過後にアーカイブ領域へ移し、受信箱の容量を空けながら検索できる状態で残す運用が広く使われている。
試験での引っ掛け
バックアップとの取り違えが定番。バックアップは元データを残したまま複製し、壊れたときに戻すためのものだが、アーカイブは元の場所から移して長期保存する。したがってアーカイブしただけでは障害対策にならない。圧縮とも別の話で、まとめること(書庫化)と小さくすること(圧縮)は独立した操作である。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問83(IPA)
多くのファイルの保存や保管のために、複数のファイルを一つにまとめることを何と呼ぶか。
正解:アーカイブ
要点:アーカイブは複数ファイルを一つにまとめること
アーカイブは、複数のファイルを保存や保管の都合でひとつのファイルにまとめることを指す。まとめる際に圧縮を伴うことも多く、配布や長期保管を扱いやすくする目的で使われる。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 46. ファイルシステム > (2) バックアップに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。