木構造とは?きこうぞう
木構造とは、節(ノード)を枝(エッジ)でつないで階層関係を表すデータ構造。最上位の節を根、子を持たない節を葉といい、閉路を持たないため、ある節から別の節へ至る経路は1本に定まる。節がn個ある木の枝は必ずn−1本になる点がFEで問われる。
最終更新:2026-10-09
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一列に並べたデータは、探すときに端から順に見るしかない。階層に分けて各段で行き先を絞り込める形にすれば、件数が増えても比較の回数は緩やかにしか増えない。加えて、フォルダの入れ子、組織の指揮系統、式を解釈する構文解析木のように、もともと階層を持つ対象をそのままの形で表せる利点がある。
具体例
パソコンのフォルダはまさに木構造で、ドライブ直下が根、ファイルが葉にあたる。1つの節が持つ子の数を次数といい、次数が最大2の木を二分木という。根から葉までの枝の本数が深さ、木全体の最大の深さが高さで、節が7個なら枝は必ず6本になる。
試験での引っ掛け
閉路があるものは木ではなく一般のグラフである。根は1つだけで、親を持たないのは根のみ、それ以外の節の親は必ず1つ。深さ(レベル)を根から0と数えるか1と数えるかで答えがずれるため、問題文の定義を必ず確認する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和7年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問3(IPA)
図の木構造は2分探索木である。a〜gの値の大小関係として,適切なものはどれか。ここで,a〜gの値は重複しないものとする。
正解:d<b<e<a<f<c<g
要点:2分探索木は通りがけ順にたどると値が昇順に並ぶ
2分探索木は、ある節点の左部分木には自分より小さい値、右部分木には自分より大きい値だけが入るという性質をもつ。したがって節点を通りがけ順(左・自分・右)にたどると値が昇順に並ぶ。この木を通りがけ順にたどるとd、b、e、a、f、c、gの順になり、これがそのまま大小関係になる。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問15(IPA)
次の記述中の a と b に入れる正しい答えの組合せを、解答群の中から選べ。 三目並べにおいて自分が勝利する可能性が最も高い手を決定する。次の手順で、ゲームの状…
正解:a: 0, b: -10
要点:相手の手番の節は子の評価値の最小値を取る
手順(3)より、相手の手番の節は子の評価値の最小値を取ります。Aが指す節の子は、それぞれ引分け0と自分の勝ち10なので、最小値は0です。Bが指す節の子は、自分の負け-10と引分け0なので、最小値は-10になります。相手は自分にとって最も不利な手を選ぶ、という前提が最小値を取る理由です。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 1. データ構造 > (2) データ構造の種類に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。